永遠の少年
私は、ずっと待っていた。夢の中の少年が、迎えに来てくれるのを・・
部屋の窓を開けて、真夜中、星空を見上げながら・・ 雨の日は、しずくで、頬を濡らしながら・・
10年、待った。 その間、いつか諦めて、窓を閉じた日々もあった。
でも、恋人は、そんな私に、「もう一度、窓を開けてごらん? まだ、迎えに来てくれるかもしれないよ」と言ってくれた。
今は、恋人も、私の前から、消えて、残っているのは、その言葉だけ・・
今夜も、一人ぼっちで、恋人との思い出に、ふけりながら、窓のカーテンのすれる音に、私は、ふと、我に返った。
「迎えにきたよ・・」 そこには、あの少年が、微笑みを浮かべて、私に手を差し延べていた。
「待っていた。私、ずっと待っていたのよ」
私は、彼の胸に、飛び込んだ。その正体は、天使か悪魔か・・
部屋の窓を開けて、真夜中、星空を見上げながら・・ 雨の日は、しずくで、頬を濡らしながら・・
10年、待った。 その間、いつか諦めて、窓を閉じた日々もあった。
でも、恋人は、そんな私に、「もう一度、窓を開けてごらん? まだ、迎えに来てくれるかもしれないよ」と言ってくれた。
今は、恋人も、私の前から、消えて、残っているのは、その言葉だけ・・
今夜も、一人ぼっちで、恋人との思い出に、ふけりながら、窓のカーテンのすれる音に、私は、ふと、我に返った。
「迎えにきたよ・・」 そこには、あの少年が、微笑みを浮かべて、私に手を差し延べていた。
「待っていた。私、ずっと待っていたのよ」
私は、彼の胸に、飛び込んだ。その正体は、天使か悪魔か・・
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