携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> 捨てられ子2

捨てられ子2

[424]  鷹斗  2008-02-02投稿
「うわぁ!」
部長の頼まれた仕事で、遅くなってしまった。
時計を見ると、20時を回っていた。
急いで帰り支度をして会社を出る。

「見たいテレビあるんだよな…」
「近道するか」
普通に道沿いを行くと20分かかるが、公園を横切ると10分で着く。

「恐いな…」
公園は、街路灯も少なく暗い為に治安が悪い。

「あれ?」
お昼ご飯を食べた辺りに誰かいる。
僕は、良く目を凝らして見つめた。

「えっ!?」
昼間の少年が居た。

僕は急いで少年の方に向かった。

「お〜い!」
少年に声をかけた。
「待ってたの?」
少年は頷いた。

だんだん暗闇に目が慣れると、少年は身体がガクガク震えわせていた。
11月の半ばで寒い夜だった。
僕は、少年を急いで家に連れて帰った。

「ごめんな」
少年に一言、誤った。

少年はニッコリ笑った。

「お腹空いてない?」
男の1人暮らしで冷蔵庫には何もない。
買いだめしておいた、カップラーメンにお湯を注いだ。
キッチンの方から部屋を覗くと、少年は机の前に正座をしてジッと座っていた。

感想

感想はありません。

「 鷹斗 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス