宝物23
「ここのオムライスうまいんだよ!今度来た時は真紀に食べてもらおうと思っててさ!」
真紀はそれを聞くと、
「じゃあ、私、オムライス食べてみよっかな!」
と、即座に言った。
俺は真紀を見て笑った。
真紀も俺を見て笑った。
この笑顔をいつも隣で見ていたい。常に笑顔にさせてあげたい。いつまでも守ってあげたい。
俺はやって来た店員にオムライスを2つ頼んだ。
店員は俺達の顔を見ると、にこっと笑って去っていった。
店員が去っていった途端、急に俺の心臓の鼓動が早まってきた。
俺はその鼓動を力に変えようとした。
言うんだ。今しかない。
「なぁ、真紀。真剣に聞いてほしいことがあるんだけど…」
「なに?」
真紀は不思議そうに俺の顔をじっと見た。
「いや…、何ていうか…、そのさ…、俺…」
俺の生きてきた中で体験したことのない早さで心臓が動いていた。
「どうしたの?ためらわないで何でも言って!」
俺は覚悟を決めた。
「真紀!俺、真紀のこと、好きなんだ。初めて話した時から。…だから…、俺と付き合って下さい!」
…言えた。…とうとう。
俺の頭の中は真っ白になっていて、たった今発した言葉も覚えていなかった。
…でも、とりあえず言えた。
俺は真紀の顔をじっと見ていた…。
真紀はそれを聞くと、
「じゃあ、私、オムライス食べてみよっかな!」
と、即座に言った。
俺は真紀を見て笑った。
真紀も俺を見て笑った。
この笑顔をいつも隣で見ていたい。常に笑顔にさせてあげたい。いつまでも守ってあげたい。
俺はやって来た店員にオムライスを2つ頼んだ。
店員は俺達の顔を見ると、にこっと笑って去っていった。
店員が去っていった途端、急に俺の心臓の鼓動が早まってきた。
俺はその鼓動を力に変えようとした。
言うんだ。今しかない。
「なぁ、真紀。真剣に聞いてほしいことがあるんだけど…」
「なに?」
真紀は不思議そうに俺の顔をじっと見た。
「いや…、何ていうか…、そのさ…、俺…」
俺の生きてきた中で体験したことのない早さで心臓が動いていた。
「どうしたの?ためらわないで何でも言って!」
俺は覚悟を決めた。
「真紀!俺、真紀のこと、好きなんだ。初めて話した時から。…だから…、俺と付き合って下さい!」
…言えた。…とうとう。
俺の頭の中は真っ白になっていて、たった今発した言葉も覚えていなかった。
…でも、とりあえず言えた。
俺は真紀の顔をじっと見ていた…。
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