キミが見えない
「こんにちは〜」
建物の入り口に、白い椅子が置かれてある。そこに、良くもなく、悪くもない様子で自然と座り、営業スマイルで挨拶をする。
「可愛いね。いくらから?」
私は、家族はもちろんの事、友達や当時付き合っていた彼氏に内緒で、体を売っていた。仕事として。
仕事場には、同い年の女の子が一人居て、彼女には、旦那と子供が居たが、意気投合し、こう言った仕事でも、わりと楽しく勤めていた。
しかし、この仕事を始めて半年、生まれて初めての悲劇を体験した。
半年もなると、常連のお客さんもでき、仕事にも慣れが生じて来た。
ある日、常連のお客さんが来て30分コース。いつもの様に部屋に入って、大人の甘い時間を過ごしていたら、二人とも感じ過ぎているのか動きも激しく、無我夢中でお互いを求めていた。
お互いがピークを過ぎ、結合されたまま「なんかいつもより気持ち良かった」なんて会話をしつつ、相手が離れると、装着されてたはずのゴムが破け、私の中に白い液が流されていた。
冷や汗が流れ、一瞬パニックになった。
「なぜ…」
お客さんはビックリし、逃げるように帰って行った。
建物の入り口に、白い椅子が置かれてある。そこに、良くもなく、悪くもない様子で自然と座り、営業スマイルで挨拶をする。
「可愛いね。いくらから?」
私は、家族はもちろんの事、友達や当時付き合っていた彼氏に内緒で、体を売っていた。仕事として。
仕事場には、同い年の女の子が一人居て、彼女には、旦那と子供が居たが、意気投合し、こう言った仕事でも、わりと楽しく勤めていた。
しかし、この仕事を始めて半年、生まれて初めての悲劇を体験した。
半年もなると、常連のお客さんもでき、仕事にも慣れが生じて来た。
ある日、常連のお客さんが来て30分コース。いつもの様に部屋に入って、大人の甘い時間を過ごしていたら、二人とも感じ過ぎているのか動きも激しく、無我夢中でお互いを求めていた。
お互いがピークを過ぎ、結合されたまま「なんかいつもより気持ち良かった」なんて会話をしつつ、相手が離れると、装着されてたはずのゴムが破け、私の中に白い液が流されていた。
冷や汗が流れ、一瞬パニックになった。
「なぜ…」
お客さんはビックリし、逃げるように帰って行った。
感想
感想はありません。