小さな可能性1
「お前今日もぶさいくやなぁ!!」
「はぁ...あんたかって、かっこよないわ。」
そう、この間まで私、小山 緑と斉藤 隆也はこんな冗談を言い合う仲だった。
だけど、私がどんどん隆也を好きになっていってこの間メールで告白した。それからかなり気まずくなっていた。
〈あたし隆也が好きになった?〉
〈ごめん、この間俺阪口にコクってフラれたばっかでそんなん考えられへん。〉
阪口っていう子は私達の学年唯一なんでもできる子。そりゃあ私に勝ち目はない...
けど、やっぱり悔しかった。
〈あたし諦めないから〉〈俺、今までお前を恋愛対象に見たことなかったから、これから考えてみんな。〉
〈よろしく?〉
私は少ない可能性を信じるしかなかった。
それから一年間信じて信じて信じまくった。
「小山。」
「はぁ...あんたかって、かっこよないわ。」
そう、この間まで私、小山 緑と斉藤 隆也はこんな冗談を言い合う仲だった。
だけど、私がどんどん隆也を好きになっていってこの間メールで告白した。それからかなり気まずくなっていた。
〈あたし隆也が好きになった?〉
〈ごめん、この間俺阪口にコクってフラれたばっかでそんなん考えられへん。〉
阪口っていう子は私達の学年唯一なんでもできる子。そりゃあ私に勝ち目はない...
けど、やっぱり悔しかった。
〈あたし諦めないから〉〈俺、今までお前を恋愛対象に見たことなかったから、これから考えてみんな。〉
〈よろしく?〉
私は少ない可能性を信じるしかなかった。
それから一年間信じて信じて信じまくった。
「小山。」
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