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愛の詩“あすかとはるか”「エピソード生まれた場所」続編

[242]  RICO  2008-02-05投稿
とにかく結構謎?な感じかな−。また情報がはいったら言うね!」
「ありがとう。お願い..」
私は混乱していました。九州に親戚は居ないし、聞いた事もないわ。
でも誕生日が一緒なんだから双子の可能性も捨て切れない。
私の知らない事をはるかさんが知っているのは間違いない、私達にどんな繋がりが有るのかを...
このまま私が知らないままで良いのか?知るべきなのか?知らない方が良いのか?どうしたら良いんだろう?
謎の答えを誰に聞けば良いのか解っている..でも私は急に怖くなって長い間そのまま立ち尽くしていました。
帰宅の途中もずっと考えていました。私が何気なく見過ごしてきたことが有るんじゃないかと。はるかさんが知っているのに何で私には知り得無かったのか、考えながらトボトボと歩いていました。
「あすかちゃん...」
後ろから掛けられた声に
私は「はるかさん!」と心の中で答えながら恐る恐る振り向きました。
案の定少し怒った様な顔のはるかさんが立っていました。
「お節介な探偵のお友達が居るみたいね?あすかちゃん。」
「ごめんなさい悪気はなかったの!貴女の事何も知らなかったから知りたくて、気になって。」
「私も悪かったね。あんな謎掛けみたいな言い方して。悩んだでしょう?少し良い?時間?」
「はい。私も聞きたいことがあります。」
「じゃあ行きましょうか?結構静かに話せるとこあるから。」
「どこ?」
「彼氏の家!怖がらなくていいよ誰も居ないから。一週間ほど遠征で空けてる。」
「怖がってなんかいないわ。」
「そう。じゃあ行きましょうそんなにここから遠はくないから。」
「はい。解りました行きましょう。」
つづく

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