LASTSUMMER#42 『右へ!』
【2回表1死無走者】
周囲がブルペン入りした川浦に注目する中、俺は目の前の敵にだけ集中していた…
コウ(初球の変化球…)
八神は完全に初球のカーブにヤマをはっていたのだ。
それが見事に的中し………
カキ→→→ン
雪村『ライトっ!!!』
『しまった』という表情を浮かべながら捕手の雪村が叫んだ。
ライトの秋葉が半見の体勢になりながら下がる!
下がる!
打球はグングンと伸びていく…
秋葉がグラブをめいっぱいに伸ばしながらジャンプしたが届かなかった…
ボールはライトの後方へ!!
ブルペンに目がいっていた藤城ベンチも、一瞬の快音にすぐにグランドに目がいった!!
アキ『コウ回れ〜!!』
ユウ君『行けぇ!!長打だっ!!』
何とも言えない感触だった!!
これが『捉えた』って感じなのか…?
そんなことを考えながら俺は全力疾走で1塁ベースを蹴った!!
チラッと打球の方向を見ると、センターの冴木がもうカバーに入っていてボールに追いついたところだった!
コウ(2ベースか…)
とっさの判断で3ベースだと思っていた俺は、2塁を蹴ったところでオーバーランをして止まった。
案の定、2塁を蹴ったところでボールはセカンドの辻村に中継されたところだった…
(危ねぇ…2塁蹴ってたらタクの二の舞だったな…)と俺はホッとした。
そして、俺の2ベースにベンチが沸いているのが聞こえた。
タク『いいぞ〜!ナイバッティング!!』
カズマ『コウいいぞ〜!!』
曽我端も納得の表情だ!
カズマが三振したものの、俺が2ベースでチャンスを作った!!
これはチームにとっても俺にとっても大きい!!
沸いている藤城ベンチを余所に雪村が声を掛ける。
雪村『1ナウトランナー2塁!ここしっかり守るぞ!』
天豪三ナイン『おぉ〜!』
続く藤城の打者は菊川。
俺は2塁上で、打席に入ったキョウスケを見守った。
周囲がブルペン入りした川浦に注目する中、俺は目の前の敵にだけ集中していた…
コウ(初球の変化球…)
八神は完全に初球のカーブにヤマをはっていたのだ。
それが見事に的中し………
カキ→→→ン
雪村『ライトっ!!!』
『しまった』という表情を浮かべながら捕手の雪村が叫んだ。
ライトの秋葉が半見の体勢になりながら下がる!
下がる!
打球はグングンと伸びていく…
秋葉がグラブをめいっぱいに伸ばしながらジャンプしたが届かなかった…
ボールはライトの後方へ!!
ブルペンに目がいっていた藤城ベンチも、一瞬の快音にすぐにグランドに目がいった!!
アキ『コウ回れ〜!!』
ユウ君『行けぇ!!長打だっ!!』
何とも言えない感触だった!!
これが『捉えた』って感じなのか…?
そんなことを考えながら俺は全力疾走で1塁ベースを蹴った!!
チラッと打球の方向を見ると、センターの冴木がもうカバーに入っていてボールに追いついたところだった!
コウ(2ベースか…)
とっさの判断で3ベースだと思っていた俺は、2塁を蹴ったところでオーバーランをして止まった。
案の定、2塁を蹴ったところでボールはセカンドの辻村に中継されたところだった…
(危ねぇ…2塁蹴ってたらタクの二の舞だったな…)と俺はホッとした。
そして、俺の2ベースにベンチが沸いているのが聞こえた。
タク『いいぞ〜!ナイバッティング!!』
カズマ『コウいいぞ〜!!』
曽我端も納得の表情だ!
カズマが三振したものの、俺が2ベースでチャンスを作った!!
これはチームにとっても俺にとっても大きい!!
沸いている藤城ベンチを余所に雪村が声を掛ける。
雪村『1ナウトランナー2塁!ここしっかり守るぞ!』
天豪三ナイン『おぉ〜!』
続く藤城の打者は菊川。
俺は2塁上で、打席に入ったキョウスケを見守った。
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