初恋24-1
夏休みが近づくと、サチコがみんなでディズニーランドに行こうと言いだした。
みんなが賛成すると、サチコはあっという間に段取りをすませてくれた。
夜行バスで行くことが決まり、日にちは8月2日。
サチコは何をしても手際がいい。
すごく頼りになる。
来月の今頃はディズニーランドに行くのかと思うだけで楽しくてしかたない。
そのことに気をとられて、期末テストは散々な結果になり、追試決定になってしまった。
「じゃあ、俺が教えてやろっか!」
ダイキは私より成績がいい。
「本当に?」
「言っとくけど俺、厳しいよ!」
ダイキが冗談っぽく笑った。
「厳しいなんて嘘だよね?」
ちょっと甘えてみる。
「いや、ほんと!」
そんなあっさり言われてしまうと、何も言えない。
「じゃ、明日の土曜日、俺の家で勉強な!」
半ば強引にあっさりと決められてしまった。
そういえば、ダイキと付き合って7ヵ月、初めてダイキの家に行く。
楽しみだけど勉強か…いやだなぁなんて思いながら、その日は眠りについた。
土曜日。
午前だけの授業をすませて、急いで家に帰って着替えた。
追試用のプリントをカバンにつめて、ダイキの家に向かう。
ダイキの地元の駅に着くと、改札口でダイキがまっていてくれた。
「お待たせしました!」
「着替えに帰ってたのか。」
ダイキは制服のままだった。
「うん。」
「じゃあ、行くか!」
ダイキが手を差し伸べてくれて、私が喜んで握る。
これがいつものパターン。
2人で歩きながら家まで向かう。
緊張と楽しさが同時に起こってよくわらかない気分になってきた。
みんなが賛成すると、サチコはあっという間に段取りをすませてくれた。
夜行バスで行くことが決まり、日にちは8月2日。
サチコは何をしても手際がいい。
すごく頼りになる。
来月の今頃はディズニーランドに行くのかと思うだけで楽しくてしかたない。
そのことに気をとられて、期末テストは散々な結果になり、追試決定になってしまった。
「じゃあ、俺が教えてやろっか!」
ダイキは私より成績がいい。
「本当に?」
「言っとくけど俺、厳しいよ!」
ダイキが冗談っぽく笑った。
「厳しいなんて嘘だよね?」
ちょっと甘えてみる。
「いや、ほんと!」
そんなあっさり言われてしまうと、何も言えない。
「じゃ、明日の土曜日、俺の家で勉強な!」
半ば強引にあっさりと決められてしまった。
そういえば、ダイキと付き合って7ヵ月、初めてダイキの家に行く。
楽しみだけど勉強か…いやだなぁなんて思いながら、その日は眠りについた。
土曜日。
午前だけの授業をすませて、急いで家に帰って着替えた。
追試用のプリントをカバンにつめて、ダイキの家に向かう。
ダイキの地元の駅に着くと、改札口でダイキがまっていてくれた。
「お待たせしました!」
「着替えに帰ってたのか。」
ダイキは制服のままだった。
「うん。」
「じゃあ、行くか!」
ダイキが手を差し伸べてくれて、私が喜んで握る。
これがいつものパターン。
2人で歩きながら家まで向かう。
緊張と楽しさが同時に起こってよくわらかない気分になってきた。
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