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初恋24-1

[165]  エリ  2008-02-06投稿
夏休みが近づくと、サチコがみんなでディズニーランドに行こうと言いだした。
みんなが賛成すると、サチコはあっという間に段取りをすませてくれた。
夜行バスで行くことが決まり、日にちは8月2日。
サチコは何をしても手際がいい。
すごく頼りになる。
来月の今頃はディズニーランドに行くのかと思うだけで楽しくてしかたない。
そのことに気をとられて、期末テストは散々な結果になり、追試決定になってしまった。
「じゃあ、俺が教えてやろっか!」
ダイキは私より成績がいい。
「本当に?」
「言っとくけど俺、厳しいよ!」
ダイキが冗談っぽく笑った。
「厳しいなんて嘘だよね?」
ちょっと甘えてみる。
「いや、ほんと!」
そんなあっさり言われてしまうと、何も言えない。
「じゃ、明日の土曜日、俺の家で勉強な!」
半ば強引にあっさりと決められてしまった。
そういえば、ダイキと付き合って7ヵ月、初めてダイキの家に行く。
楽しみだけど勉強か…いやだなぁなんて思いながら、その日は眠りについた。

土曜日。
午前だけの授業をすませて、急いで家に帰って着替えた。
追試用のプリントをカバンにつめて、ダイキの家に向かう。
ダイキの地元の駅に着くと、改札口でダイキがまっていてくれた。
「お待たせしました!」
「着替えに帰ってたのか。」
ダイキは制服のままだった。
「うん。」
「じゃあ、行くか!」
ダイキが手を差し伸べてくれて、私が喜んで握る。
これがいつものパターン。
2人で歩きながら家まで向かう。
緊張と楽しさが同時に起こってよくわらかない気分になってきた。

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