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リズム演技?

[275]  2006-04-19投稿
声のする所にたどり着く。そこは、先生達が会議をする会議室だった。

「どどど…どーしよ〜…」

「麻衣開けてよ(汗)」

二人が開けるのが怖くて、入口の前につっ立っていると、中から声が聞こえてくる。

「恵子、あんたもっと上手く死んでよ…」

中から聞こえてくる声に驚く二人。

「第三者がいる…」

「しかももっと上手く…?って…」

二人が小声ではなしていると、中の人たちに聞こえたようだ。

「…なぁ、廊下に誰かいる」

「ひぇ〜(汗)ヤバイヤバイ!見つかった!」

「殺されちゃうよ〜(泣)」

半ベソをかく二人。すると、会議室の戸が勢いよく開く。

ガララッ

「「キャーッ!!!」」

「ごめんなさいごめんなさい!!」

「死にたくないよ〜(泣)!!」

大泣きしている二人を目の前にして、戸を開けた男がポカ〜ンとしている。

「えっ…と…」

「でも例え私たちが黙ってたっていつかは見付かるだろうし!!」

「そうです!私たちを殺したって意味ないですよ!!」

男は、騒ぐのをやめない二人を見て、今のこの状態を、大まかにではあるが理解した。

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