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Supli No.3/2

[264]  涼宮可鈴  2008-02-09投稿
『隆二へ。入院する事になっちゃった(笑)お見舞いは、クレープケーキがいいな♪』
『由美へ。お前・・・バカかよ。病気だぜ?クレープケーキてお前・・・(笑)』
『隆二へ。ヘッヘッヘッ〜♪病気の時は、好きなモン喰うべし!ってゆー・・・』と打つ途中、いきなり。
ピルルルルーンピルルルルーン♪
電話だ。ディスプレイを見た。「隆二」。
「ふぁっ!ふぁ!い!もしっ・・・!」
「ははっ!・・・お前、驚きすぎっ!」
「だっていきなしかけてくるし!」
「いやー・・・、声、聞きたくなって・・・。」
「だからっていきなしかけてくるやつ!いるわけないしっ!」
「・・・じゃ、俺、お見舞い毎日行こうっと!」
「やっ・・・やめてよ〜!」「いいじゃん!いいじゃん♪」
と、電話していると、母は戻ってきた。
「あ!ごめん!お母さんが戻ってきた。じゃ、ばい〜!」
「じゃあな〜!」
ピッ・・・ツーツーツー・・・
携帯を閉じる。
「明日から、入院だって。支度しよ。」

翌日・・・。
病院へ行き、看護師に病室を案内された。
そこは、陽がとても当たっていて、明るくて、窓から見える景色が、最高に綺麗だった。
「じゃあ、お母さんは帰るから。何かあったら、電話しなさいよ。」
扉を開け、出ていき、閉めた。
「んッー・・・!はぁッ!」思わず伸びをする。
私にはもったいないぐらい、部屋が綺麗だった。

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