携帯小説!(PC版)

異能者7

[485]  ヒッキー  2008-02-09投稿
「やめてください」
「いいだろ。せっかくめぐりあえたんだから。」
少女が3人の不良に絡まれていた。
「ちっ、あいつら」
歩は不良と少女のところに走っていった。
「やめろよ。いやがってるだろ。」
ドゴッ!
横にいた奴に蹴飛ばされた。
「うるせえ、邪魔すんな」
歩は腹をけられてうずくまっていた。
準はまだアイスを食べながらちかづくと、
「もう一発ぐらいおみまいして・・・」
そう言って振り上げた手が準に当たった。その拍子でアイスを落としてしまった。
「ねえ」
 準は笑顔で不良に話しかけた。
「なんだ?」
「あなたが当たった拍子にアイスを落としたんで、弁償してください。」
「なに言ってん・・・」
「弁償するかしないかどちらですか」
「そんなもんするか」
ヒュッ
歩は準の周りの空気が変わった気がした。
「それなら、僕の怒りをあなた達に買ってもらいますよ。」
笑顔のままでそういった。
「ごちゃごちゃうるせえ!」
不良が準に殴りかかった。
ドゴッ!

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