友達のまま君に恋をする…?
家に帰っても、記憶に残った沙恵の笑顔との戦い。
なかなか落ち着かない日々だ。
そんな最中、また俺は、沙恵に屋上に呼び出された。
「今度はどうした?緑川のことか?」
「うぅん…翔ちゃんのこと。」
「俺……?」
「うん…最近、元気ないから…どうしたのかなって思って…なんかあった?」
罪な女
ふと、そう思った。俺の気持ちを知らずに、気を使ってくれる沙恵。
よけいに好きになっちまうだろ…
「翔ちゃんには、いつもお世話になってるからさ!なんかあったらいつでも言ってね?」
「………おぅ」
笑顔を振り絞り、俺はすぐに屋上を去った。もう、涙が溢れそうで怖かった。自分が、悔しかったのだ。
お前が好きなのに…好きなのに……
-----------
翌日…
六時間目、俺は眠気眼をこすりながら、暗号と化した、方程式と格闘していた。
授業中、近くの席の女子から手紙が回ってきた。
「………?」
折り畳んであった手紙の面に、"翔ちゃんへ"と書いてあった。
そこから俺は、手紙の差出人が沙恵だと言うことを知る。
俺は、期待と不安を胸に手紙をあけた…
なかなか落ち着かない日々だ。
そんな最中、また俺は、沙恵に屋上に呼び出された。
「今度はどうした?緑川のことか?」
「うぅん…翔ちゃんのこと。」
「俺……?」
「うん…最近、元気ないから…どうしたのかなって思って…なんかあった?」
罪な女
ふと、そう思った。俺の気持ちを知らずに、気を使ってくれる沙恵。
よけいに好きになっちまうだろ…
「翔ちゃんには、いつもお世話になってるからさ!なんかあったらいつでも言ってね?」
「………おぅ」
笑顔を振り絞り、俺はすぐに屋上を去った。もう、涙が溢れそうで怖かった。自分が、悔しかったのだ。
お前が好きなのに…好きなのに……
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翌日…
六時間目、俺は眠気眼をこすりながら、暗号と化した、方程式と格闘していた。
授業中、近くの席の女子から手紙が回ってきた。
「………?」
折り畳んであった手紙の面に、"翔ちゃんへ"と書いてあった。
そこから俺は、手紙の差出人が沙恵だと言うことを知る。
俺は、期待と不安を胸に手紙をあけた…
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