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essay

[103]  茜さくら  2008-02-10投稿
そして毎度の如く私が怒ると彼は言い訳をする。

彼に非があるのに反省の色がまったく見られない。


ある時の例をいえば、
彼と映画を見る約束をして彼が待ち合わせに1時間くらい遅れたことがあった。


「私1時間も待ったのよ。」

と彼を責めると、彼は

「でもこういう見方もできるよ。俺が1時間遅れたおかげでちょうどいい時間に映画を見れるよ。」


私たちは映画の時間をよく知らないまま待ち合わせをしていた。

そして1時間遅れて彼が到着する頃にちょうど映画の開場時間が訪れたのだ。


「ねぇ、私はすでに1時間待ってたのよ?私にとっては別にちょうどよくもなんともないのよ?どうして遅刻したのにまずそれに対して謝れないの?だいたい遅刻するなら最初から約束しないでよ?だいたいあなたもういい大人のくせして…」


と、だいたいいつもこんな感じだった。

いつまでもこの遅刻がなおらずくだらない言い訳ばかりしている彼に付き合ってらんないとよく思ったものだ。


もちろん彼にもいいところはあったのだけど。


そしてちょうどまたこんな具合に喧嘩した時に、バンドの募集で1度会ったあの彼からメールがあったのだ。


「今日暇してるんだけどちょっと会わない?」

私はすぐにメールを返した。


「わかった」

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