携帯小説!(PC版)

essay

[112]  茜さくら  2008-02-10投稿
「私たちずっと友達のままがいいんじゃないかな。絶対いいともだちになれそぅだよね?」


ある日の帰り、車のなかでそう言ってみた。

彼は少し考えてるみたいだった。

「俺ってなんだったんだろ。」

と彼がつぶやいた。

「俺、何お前と一緒にいるときひとりでドキドキしてて、今日だってお前に会えるのすげぇ楽しみにしてて。俺なんかすげーばかみてぇ。」


返す言葉が見つからなかった。



彼のことはもぅとっくに好きだった。


正直彼に私以外の彼女ができるのなんて嫌だった。


でも友達としての彼を失うのもやだった。


付き合ってしまったらもぅこれまでとはきっと違ってしまう。

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