携帯小説!(PC版)

トップページ >> ファンタジー >> ショート・ショート ―働きマシン― ?

ショート・ショート ―働きマシン― ?

[280]  日ノ木 月乃  2008-02-11投稿
馬鹿にして言ったのか、呆れて言ったのかは上司の無表情からは読みとれない。
『あと、ついでに油も注しておいてくれ。』
そう言うと上司はノブオに近寄り、自分の頭を開け
『右の三番目の部品だ。わかるか?』
とノブオに聞く。
『大丈夫です。』と答えると部品を交換し油を注した。
『本当に、お前の代わりの人間はいくらでもいるんだからな。それをよく肝に命じておけよ!』と頭を閉めながら言った。



少子化の影響でロボットが社会で働くようになって50年、今では社会全体の80%がロボット社員になっている。
少子化が解消されつつある今もそれは変わらない。
ノブオは、親父から聞いた『通勤ラッシュ』が無いだけましなのかな?、と思いながら今日も電車に揺られている。

感想

感想はありません。

「 日ノ木 月乃 」の携帯小説

ファンタジーの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス