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恋しました。16

[472]  さやか  2008-02-11投稿
朝目覚めると、彼はまだ寝ていた…

(綺麗な寝顔……)
私は見惚れていた…

彼と一緒に居られる…

私はそれだけで、幸せだった…


いつも見ているものも、彼と一緒だと、すべてが宝石のようにキラキラして見える…


私は着替えを済ませ、朝ご飯の用意をしていた…


すると…


後ろから、彼が抱き締めてきた…

『おはよう。…何作ってるの〜?』

彼は眠たそうな顔をしながら、私に微笑んだ…。


『…朝ご飯だよ〜もうすぐ出来るから、顔洗ってきたら?』

彼は可愛く頷くと、洗面所の方に向かった…



私は味噌汁を混ぜながら、心臓が破裂するかと思った…

彼の、一つ一つの言動が、格好よすぎて…




好きで…好きで…





いつの間にか、2年が経っていた…



私たちは、専門学校の卒業を控え、卒業課題制作に追われていた…



私たちは、会う機会が取れず、会うとしても、週に1日取れればぃぃ方だった…



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