携帯小説!(PC版)

[116]  こうちゃん  2008-02-12投稿
僕は隆司
僕は12年前に重い病気にかかった
小学校三年で急に胸が痛んできた。急いで病院に行って、すぐに診察しないとって言われた。
母親は泣きながら言った『肺に小さな穴が開いてるんだって。
それで一ヶ月入院することになった
それから12年がたった。
また胸が痛くなった。

『い・痛い!!』と言いながら机に倒れかかった。
フッと目を開けると、そこは病院だった。
その時に母親が来てこう言った。 『目、覚めた』と言った
その時母親が突然泣き出した。
隆司が『大丈夫?』と言った
母親は『もって後三年だって』と言った
隆司は『・・・』
後一週間で退院だよと医者に言われた
死ぬ前に一回でも良いから恋がしたいと思った
でも、そんな恋人になる人もいないし
その後、務めていた会社に戻った。
貯まっていた仕事を片付けようとして残業していたら一人の女性が居た。
誰も居ないはずなのにと思った
その女性が僕を見て言った。『好きになっても良いですか?』と言われた。
僕は、何でかわかんないけど『ハイ!』と言ってしまった。
正直、僕のタイプでもないし、たいして可愛くもない
なのに僕は何故『ハイ』なんて言っちゃたんだ。
でもなんか懐かしいきがした。
すると、その女性が『やっぱり覚えてないんだ、隆ちゃん』
その女性は、12年前に一緒の病院に入院してたミッチャンだった。
12年前、僕はミッチャンと同じ部屋だった。
ミッチャンが言った。
『大きくなったら隆ちゃんの穴塞いであげる』
隆司は『覚えてるよ』とミッチャンに言った。
そして、僕とミッチャンの交際は始まった。
でも、まだミッチャンの事は好きになれなかった。
でも、一緒にいる時間が長くなるのにつれてだんだん好きになってきた。
それから、服も僕の好みに合わせた、眼鏡もコンタクトに変えた。
そして、デート中にミッチャンが倒れた。なんとミッチャンも隆司と同じ病気で入院していたのだった。
そして、隆司も倒れた。最後にミッチャンが残した言葉が『ごめんね、隆ちゃんの穴塞げなかった』
隆司は言った『塞がったよ、心に開いた穴塞がったんだよ』二人の心の蕾は花になり始めたのかもしれない

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