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ソードメーカー1―?

[826]  いっと  2008-02-12投稿
ロイはミリスと共に別棟にある道場へ向かった。
「さ、用意はいい?」
ミリスはにやりと笑って、剣を構えた。
「いいよ」
同じく剣を構えながら、ロイは緊張気味に言った。
「二人共怪我しないでねー!」
エミリアは心配そうに呼びかけた。
「大丈夫…よっ!」
ミリスはそう叫ぶと、一気にロイの懐へと飛び込んだ。
ロイはその飛び込みを寸前でかわすと、剣を横からミリスの右側面に繰り出した。
その攻撃を剣で受け止めると、ミリスは素早く体勢を整えて、二回、三回と剣による突きを加えた。
「っ!」
ロイは後退しながらその突きをかわしていたが、その際、少し体勢を崩してしまった。
それを見逃さず、ミリスは自らの身体をロイの身体にぶつけた。
「うわあっ!」
ロイはそのぶつかりに大きく体勢を崩し、尻餅をついてしまった。
「ふふん、私の勝ちね。ロイ」
ミリスは剣をロイの喉元に当てながら、満面の笑みを見せた。
「はああ…。剣術なら自信あったのになあ…」
ロイは悲しそうな顔をしながら、うなだれた。
「なら、ここで暫く訓練していくかい?」
先ほどの戦いを見ていたセイルは、微笑みながら、ロイの肩をたたいた。

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