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ディフェンド ”遊びは終わり” 46

[337]  2006-04-20投稿
 聯から放たれた弓は、啓吾と怜に命中した。そして、辺りには煙が舞う。
 「っ・・・―――」
 啓吾は静かに目を開けた。
 「!」
 なんと、聯の攻撃は2人の体に当たっておらず、目の前には透明なシールドが張られていた。
 「これは・・・―――」
 「ったく、御前ら・・・。これで、2回目だな」
 入り口の方を見ると翔と舞、そしてリイバー全員がそこにいた。
 「お、御前ら・・・」
 「情けねぇなぁ、俺達がいないとダメなのか?」
 翔が言う。
 「な・・・、うっせーな」
 「啓吾君、怜ちゃん!」
 翔達の方を見ると、そこには藻の肩を借りながら歩いてくる儘の姿もあった。
 「藻先生・・・、儘!」
 「よぉ、迷惑かけちまったなぁ・・・」
 儘が、息を切らしながら言う。
 「さ、ココは私たちがやるから、怜達は龍華さんを」
 舞が言う。
 「まったく・・・、弱い奴らがゾロゾロと・・・」
 聯がそぅ言うと、啓吾と怜は聯の方を見る。
 「まぁいい・・・、あいつらを全員始末するんだ。処刑はそれからだ!」
 と、聯が言うと後ろにいたディーカ全員が翔達の方に走って行く。
 「あっ、皆っ・・・―――」
 と、怜がディーカに向かっていこうとする舞達に言おうとする。 
 「大丈夫だよ、心配しないで・・・」
 舞が笑いながら言う。舞はそぅ言うと、ディーカの方に走っていった。
 「怜、心配すんな。それより龍華だ」
 「うん」
 と、言うと2人は龍華のほうに向かった。
 「龍華さん」
 「・・・啓吾、怜・・・」
 啓吾は、龍華の手を縛っていたロープを引きちぎった。
 「ゴメンな・・・、俺のせいで・・・」
 龍華が悲しげに言う。
 「大丈夫だよ。それより龍華さんが無事でよかったよ」
 「そうだな・・・。さ、早いとこココから逃げ・・・―――」
 と、啓吾が言うと背後でドサッと言う音が聞こえた。
 「さぁ、遊びは終わりかな?」
 見ると翔も舞も藻も儘も皆、血を流して倒れていた。









感想

  • 691: うそですよね!?ええ!?やられるなんて・・・。皆死なないで下さいよぉ!!! [2011-01-16]

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