弟の「未言葉」3
5月19日。
別に誰かの誕生日でもない。
けれど確かに、弟は言い続けていた。
むしろ、訴えかけていた。
「ねぇ、その日に何があるの?」
そう訊いても弟は、具体的な言葉を話す事は出来ない。
母が使っている机の引き出し。
その奥に、まだ父と恋人同士だった頃の母の日記がある。
あたしは何故かそれが気になって、久しぶりにページを開いた。
5月19日。
その日、若き母が書いたものは、とても不思議なものだった。
別に誰かの誕生日でもない。
けれど確かに、弟は言い続けていた。
むしろ、訴えかけていた。
「ねぇ、その日に何があるの?」
そう訊いても弟は、具体的な言葉を話す事は出来ない。
母が使っている机の引き出し。
その奥に、まだ父と恋人同士だった頃の母の日記がある。
あたしは何故かそれが気になって、久しぶりにページを開いた。
5月19日。
その日、若き母が書いたものは、とても不思議なものだった。
感想
- 689: 話の筋書きが素敵です [2011-01-16]
- 692: ありがとうございますm(__)m mirai [2011-01-16]
- 706: 続きが(T_T)です [2011-01-16]
「 mirai 」の携帯小説
- 【携帯版】多賀城[たがのき]の携帯サイトが完成しました。
- PC用小説サイト新設のお知らせ
- 「携帯小説!」がスマートフォンに対応しました
- 【状況報告】03/18の管理人現況
- 【ネット復活】更新再開
- 管理人です。
- サイトの新デザインを作ってみました。