携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> 映画のせいで

映画のせいで

[333]  サイコロ  2008-02-15投稿
「父ちゃ〜ん、たっだいまぁ〜」         とある町のとある家で元気な少年の声が町いっぱいに響いた。
            序章〜幸せ〜
            その日はとても暑い日だった。セミが羽を擦り合わせる音が頭いっぱいに響き、体からは汗が吹き出し、日光の熱のせいで目の前は歪んで見える程であった。
大声を出しながら家の扉をあけると、父ちゃんが立っていた。
「おぉ、慶太お帰り」
と、どこの家族にもある会話。
「父ちゃんメシわぁ〜?」            「今日はカレーだぞ!」

「やったぁ!」
と、どこの家族にもある日常。
慶太はテレビをつけ、ニュース番組にチャンネルをまわす。そこで、慶太の目に飛び込んできたのは   [今週の人気映画ランキング]
というコーナーだった。慶太はカレーを皿によそう父に向かって、
「もうすぐ父ちゃんが、初めて監督さんをする映画がやるんだよね!」

「そうだぞ。大ヒットしたらテレビとかに出たりするんだぞ。そしたら慶太に美味いもんいっぱい食わしてやるからな!」
この会話が日常を変えてしまう歯車になってしまうとはこの時、誰も予想しなかっただろう。

感想

感想はありません。

「 サイコロ 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス