携帯小説!(PC版)

トップページ >> スポーツ >> LASTSUMMER#50 『動き』

LASTSUMMER#50 『動き』

[559]  SETTARMEN  2008-02-16投稿
【2回裏2死無走者カウント2ナッシング】


近藤を追い込んだ天堂寺がゆっくり振りかぶった!!



3球目!



ブンッ!!



『ストライ〜ク!バッターアウッ!!』



近藤のバットが空を切る!!



今度は外のスライダー。曲がりとしては少なく、失投と言っても過言ではなかったが、この前にシュートを見せられていた近藤は思わず手が出てしまったのだった…



天堂寺からは思わず
『しゃあ!!』


と声が出た!!



ショートから見た光景は素晴らしかった。
この回はバッテリーの「してやったり」といった感じだろう。



俺は
『ショウ!ナイスピッチ!!』


と声を掛け、ベンチに戻った。


ナインからも次々に
『ナイピッチ!!』

と声が飛んだ。



ただ、前の回いざこざがあったリュウヤは無言のまま真っ先にベンチへ走っていった…



2回裏はバッテリーの秘策が功を奏し、相手を三者凡退に打ち取った!



3回表は2番からの好打順だっ!!



一方、天豪三ベンチでは…



監督の土谷が
『まぁしょうがない?!この回しめてけよ〜』

と言って選手を送り出した。



ナインは『はいっ!!』
と言ってポジションに散っていった。



しかしそこで、マウンドに行こうとする矢沢を土谷が一旦呼び止めた。



土谷『矢沢〜!!』


矢沢『はいっ!』

矢沢が足を止める。



土谷『さっきの回、1番からの打順で点を取れなかったのは正直痛かった…相手投手もそうだが、相手チーム自体が波に乗りつつある。…そこでだ、この回以降同点にされた時点で川浦を投げさせる!だから、追いつかれないよう気合い入れてけ!いいかぁ?』



矢沢『わかりました!頑張ります!』


土谷『よ〜し!頼んだぞぉ!2年生エース!』



そう言って土谷は再度矢沢をグランドに送り出した。



同点になったら川浦と交代。気を引き締めマウンドに上る矢沢。

出番に備え、投球練習を終えてベンチに戻った川浦。



2人の投手の思いが交錯する中、回は3回表を迎える…

感想

感想はありません。

「 SETTARMEN 」の携帯小説

スポーツの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス