携帯小説!(PC版)

トップページ >> 恋愛 >> 微炭酸PEACH…?

微炭酸PEACH…?

[455]  なお  2008-02-16投稿
いつから…こんなに距離が生まれた…?

いつから…あなたは冷たい人間に変わってしまった…?




----------


「はい、これ…飲む…?」


私は、買っておいた微炭酸ピーチの入ったグラスを持って、現在同居中の成也(セイヤ)に駆け寄った。


仕事で疲れた成也を、少しでも癒したかった。


「………いらない」


無惨にも打ち砕かれた、最愛の思いやり。


「そっか…置いとくね…」


コトンと音を立てながら、テーブルの上にグラスを置いた。


「俺…もう寝るわ…疲れた…」


「ぅん…お休み…」


悲しい心に、ひびが入ったのがわかった。

(ヤバい…ぁたし…泣きそう…)


「…………………」


成也は、無言で寝室の扉を閉めた。いつも一緒に寝ているから、私も後に続こうかと思ったけど、やめた。


正直、限界だった。愛が冷めきっていく様子なんて、みたくないよ…


仕事がすごく忙しいのはわかる。だから、私もそれは承諾した。たくさんのことを我慢するって決めた。


だけど、愛してくれないなんて…聞いてない。


「………っ………」


小声で泣いていた。寝室で眠りについている成也を起こさないように…


つらさは、ひどくなって行くばかり。


だけど、一度愛した人に別れを告げられるのを待つのが一番つらい……


だったら…私が……




感想

感想はありません。

「 なお 」の携帯小説

恋愛の新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス