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☆ダチカレ★〜9〜

[411]  さゅ★゛  2006-04-21投稿
歌好と未希はそれから一言も言葉をかわすことはなかった。


「お疲れ様でした。」
終わって、歌好は喫煙所に向かった。未希の姿はなかった──

当たり前か……
あたしが避けてたんだもん。


はぁ〜…
歌好は長いため息をついて、たばこを取りだし火を付けた。

フゥ──…
煙を吐いた。

今日のたばこ…おいしくない


二、三回吸ってすぐ火を消した。


何やってんだろ…
あたし


家に着いて、電気もつけずに歌好はベッドに寝転んでいた。

ブーブーブー…

その時、バイブが鳴った。

未希チャン───??


【未希の携帯借りてメールしてます 竜です ちょっと話がしたいから今から×○公園にこれる?】

ドクン──


竜…くん……??


バンッ──

ドタ
ドタ
ドタ


歌好は部屋のドアを勢いよく開け階段をかけ降りた。


「アンタ騒がしいわねぇ〜!どこか行くの??」母がご飯を作りながら言った。
「ウン!!ちょっとそこまで!」

歌好はそういうと急いでブーツを履き、携帯を持って家を出た。×○公園は歌好と未希の家のちょうど真ん中くらいにある。

はぁはぁはぁ…─


息を切らしながら公園に行くとすでに竜は来ていた。


「ちょォ息きれてんね。笑 そんな忙なくてもよかったのに。まぁ座ろっか。」竜と歌好は近くのベンチに腰を降ろした。


「──未希のことだけどさ…あいつめちゃめちゃ今オチてる。なんで歌好に避けられてるんだろうって。」


ズキ……


「……」
歌好は返す言葉がなかった。


「なんで未希を避けてんの??」

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