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ディフェンド ”願いは夢玉へ” 47

[330]  2006-04-22投稿
 「さぁ、遊びは終わりかな?」
 見ると翔も舞も藻も儘も皆、血を流して倒れていた。
 「皆・・・っ」
 「御前らっ!!」
 「さぁ、龍華君をこっちに渡してくれ」
 聯が言う。
 「龍華さんを処刑になんかさせない!」
 怜が言う。
 「おやおや、これは困った・・・」
 「啓吾、怜。俺になんかかまうな、早く逃げ・・・―――」
 「馬鹿だなぁ・・・、そんじゃぁ、俺らがココまで来た意味がねぇ」
 啓吾が言う。
 「私たちは、龍華さんを助けに来たんだよ」
 「・・・御前ら・・・っ」
 龍華は下を向く。
 「御前らを倒して、龍華を助けるぜっ!」
 「フッ・・・」 
 啓吾と怜は前に出る。
 「まったく、無駄なことを・・・」
 啓吾と怜は体を構えた。そして、2人は聯の方に走って行く。
 「待てっ!」
 聯が大声で言う。啓吾と怜は、立ち止まる。
 「この夢玉で、この国が支配されてもいいのかい?」
 「なっ・・・」
 聯は、2つの夢玉を手に取る。
 「君達がそこを動いたら、夢玉を使うよ」
 「なんだと・・・っ」
 「でも、さすがにもぅ時間が無いね・・・」
 「何っ・・・」
 「叶えるとしよう・・・ディーカの野望を」
 と、聯が言うと後ろにいたディーカ全員が声をあげる。
 「なっ・・・、やめろっ!!!」
 啓吾と怜は走って夢玉を奪おうとするが、間に合わない・・・
 「この国を我々ディーカのものに!!!」

 願いは夢玉へ・・・

 俺達は、間に合わなかった・・・―――。










 
 

感想

  • 715: え?国がディーかのものになっちゃうのですか!?それだけは、嫌ですね・・・。啓吾!怜!諦めないで!夢玉って、願いが叶うの一回?そうじゃなかったら、チャンスあるじゃん!! [2011-01-16]

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