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HIsTORY #3

[452]  RHODES  2008-02-19投稿
第3話 ウエポン選び

「弥生時代だ。」
そう言ってベルは続けた。
「弥生時代に行って、悪者を葬る。そうすれば、少しは影響が出るだろう。」
『まぁ、どうなるかはおぬし次第だが・・・では、任務遂行の為の武器を次の中から選べ。』
そう言ってラーニャは、3つの武器を挙げた。
『まずは、銃・・・ピストルだ。次は短刀、そして手榴弾だ。』
ベルはすかさず聞いた。
「それって、全部持っていってもいいのか?」
『それはあまりオススメできない。全部持っていくとなると、重くて思うように動けなくなる。』
と、ラーニャはベルに言った。
確かにいろんな種類の武器を持つことは、任務を遂行するのに便利だが、そういうデメリットもある。
だから、武器選びは、非常に重要である。
ベルが迷っていると、ラーニャがこう助言した。
『例えばピストルは、遠距離からターゲットを狙うには向いているが、近距離での戦闘には向いていない。短刀はもちろん近距離での戦闘向きだ。手榴弾は、あまりオススメしない。』
「何故に?」
ベルは聞いた。
『手榴弾は、多人数を相手にするのに効果的である。しかし、手榴弾は、自爆の危険性もある。でもいつか使う時代に行くかもしれない。それはおぬしで判断しろ。』
ラーニャがそう言って5秒位した後、ベルが口を開いた。
「銃と短刀を用意してくれ。この2つで行く。」
ラーニャはその言葉を聞いて、心配そうに言った。
『そんなに持っていって大丈夫か?』
するとベルは、笑顔でこう言った。
「この程度なら大丈夫。心配しなくていい。」
ラーニャは、この言葉を聞いて少し安心した。
そしてこう言った。
『武器の種類は、随時増やしておく。・・・っあ、思い出したが、持っていった武器は必ず持って帰らなければならない。そうしないと、歴史が大きく変わってしまう可能性がある。わかったか?』
ベルは、すぐに返事した。
「リョーカイ。ラーニャ♪」
ラーニャは少し引き締まった表情で言った。
『では、時空の扉を開く。少し下がってろ。』
そして何やら呪文のようなものを唱えだした。
ラーニャの手の辺りから薄い黄色っぽい色の光が輝いている。
ベルはラーニャに言われた通り下がった。
すると、一瞬強い揺れが起こった。
ベルが驚いていると、ラーニャがベルに言った。

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