春…−。 これから始まる新しい生活。
まだ、知らなかった…

容姿は、モデルなみの
佐藤ハナ 14歳の中2
普通に学校に行って、普通に帰って来る毎日。
好きな人だっていないし、特別仲のいい子もいない。
そんな日々にハナは、つまらなさを感じていた。

今日も無駄に早起きをして、ブローをして出かける。
「ピンポーン−」
今のところ、友達のﾕｳｶがいつもと同じ時間に来た。
「はあい！ちょっとまってぇ！」
優しいふりをしとけば、友達だって男だってよってくる。

「おまたせっ！いこっかぁ！」
「ぅん！」


喋っていたら、あっという間に学校についた。
教室ではﾐｻｷとｱｲｺがまっていた。
「今日学校くるの速かったぢゃん。ぅち等今ハナの話ししてたしっ！」
ギャル系のﾐｻｷ。
「ハナぁー！！ｱｲｺまってたよぉ！！」
可愛くもないのにブリッコなｱｲｺ。たまにうっとうしくなる。
「ﾐｻｷ、ｱｲｺおはよぉ！」

１時限目
数学
２時限目
国語
３時限目
体育
４時限目
社会

淡々と時間はすぎていった。
放課後−…。
ハナには、秘密があった。
テレビスタジオに向かう足。
「あっ！ハナ！！遅かったじゃん」
「ゴメンね；それより、眠たい」
「ハナ？？？機嫌悪いじゃないなんかあったのか？」

ハナのパパは、俳優だった。

「ママに届けてほしいものがある」
「わかった」
「じゃ、またな」
そして、ママの会社に向かった。
「チヅルさんいますか？」
「あぁ！！ハナちゃんね！！どうぞ！」

「まぁ！ハナぁ〜！ひさしぶりぃ！」
「パパが、渡してこいって。」
「あぁ…ありがとう
気をつけてかえるのよ…」
「うん」

ママは、キャバ嬢。
そんな、パパとママの背中を見てきたハナは人なんかどうでもいいとおもっていた。
にこにこしてれば人なんてたくさん寄ってくる。

家に帰る
誰もいない部屋は、真っ暗でまるで泣いているみたい。
ハナは、小さいころから一人だったのでなれていた。

「ピンポーン」
こんな時間に誰？？？？？？
ガチャｯ
えっ？？？？えっ？
鍵かけたはｽﾞだけど………
どうして開くの？？
すると、誰かが入ってきた。
玄関の明かりつけとけばよかった 。

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