奈央と出会えたから。<91>
『えっ?!そうなの聖人?!このコが聖人の彼女なの?!』
さっきあたしに話し掛けた取り巻きの“お姉サマ”が言ったー。
その“お姉サマ”に、あたしはペコリとお辞儀をしたー。
『可愛いじゃん!!名前は?!』
この場で名前まで聞かれるとは思わなかったー。
『奈央です。
木下 奈央。』
緊張気味に答えたあたしはー
ちょっと感じ悪かったかもー。
変なトコで神経質なあたしー。
『へぇ〜。聖人良かったじゃん。
こんな可愛い彼女が出来てさ!!』
そう言ってー
フワフワの茶色の巻き髪を触りながら、彼女は、こう付け加えたー。
『あたしは、
山下 ミズホ。
あんたより2コ上だけど、聖人の彼女とあっちゃあ、挨拶しとかないとネ!!』
そう言って彼女は笑ったー。
笑うと八重歯が覗く、とてもキュートなヒトだー。
『俺も挨拶しとくわ。
俺は、高橋 サトル。
聖人とは小学校ん時からの親友。
知ってるとは思うけど、コイツは心臓が弱いもんだから、
学校休みがちになって、途中からは2コ違いになっちゃったけどね。』
サトル君は笑いながら、聖人の方をチラリと見たー。
『サトル!!お前、しゃべり過ぎっ!!』
聖人も笑ったー。
聖人を中心に周りに居た2コ上の先輩達はー
外見とは裏腹にー
みんなー
とても良い人達だったー。
緊張して、初めのいっぽがなかなか踏み出せずー
入って行けなかったのがウソみたいだったー。
さっきあたしに話し掛けた取り巻きの“お姉サマ”が言ったー。
その“お姉サマ”に、あたしはペコリとお辞儀をしたー。
『可愛いじゃん!!名前は?!』
この場で名前まで聞かれるとは思わなかったー。
『奈央です。
木下 奈央。』
緊張気味に答えたあたしはー
ちょっと感じ悪かったかもー。
変なトコで神経質なあたしー。
『へぇ〜。聖人良かったじゃん。
こんな可愛い彼女が出来てさ!!』
そう言ってー
フワフワの茶色の巻き髪を触りながら、彼女は、こう付け加えたー。
『あたしは、
山下 ミズホ。
あんたより2コ上だけど、聖人の彼女とあっちゃあ、挨拶しとかないとネ!!』
そう言って彼女は笑ったー。
笑うと八重歯が覗く、とてもキュートなヒトだー。
『俺も挨拶しとくわ。
俺は、高橋 サトル。
聖人とは小学校ん時からの親友。
知ってるとは思うけど、コイツは心臓が弱いもんだから、
学校休みがちになって、途中からは2コ違いになっちゃったけどね。』
サトル君は笑いながら、聖人の方をチラリと見たー。
『サトル!!お前、しゃべり過ぎっ!!』
聖人も笑ったー。
聖人を中心に周りに居た2コ上の先輩達はー
外見とは裏腹にー
みんなー
とても良い人達だったー。
緊張して、初めのいっぽがなかなか踏み出せずー
入って行けなかったのがウソみたいだったー。
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