夜に見えるモノ 2
そんな奇妙な事が頻繁に続けば嫌でも馴れてくる。
けどヤッパリ無防備な時に現れられると、腰を抜かしてしまいそうになる。
例えば、風呂上がり自分の体をタオルで拭いていて、頭を拭き終えたところで顔をあげれば目の前に立っていたり、洗顔している時に、頭を洗い顔をあげて鏡を見れば隣にいたりする。
そうなるとたまったもんじゃない。
だがある日僕はその恐怖から解放されるのである。
それは僕が夜中に遊び終わって帰宅した時だった。
玄関のドアを開けて家に入った瞬間、ほぼ玄関のドアがしまったと同時に金縛りにあった。
それから蒼くユラユラした灯りが頼りなく奥の部屋の方から1つ、次は二階の階段からまた1つ、そして残りの1つ・・・いや蒼い灯りが何個も集まったどでかい塊が玄関の中から入ってきて僕の頭上を通り抜けて、その2つの小さな塊と重なった。
現れたのは、アイツだ。
しかし尻尾なんてなかった。
何より首から下にかけては人の体だったのだから。
でも今は体も含め全てがキツネ!!
しかし1つ違う所がある。それは、そのキツネの後ろに綺麗に逆立した9本の尻尾。
ソイツがゆっくり僕に近付いてくる、けど僕は金縛りで動けない。
ソイツが僕の前にきたとき片手で僕の首を持ち上げた、体が浮き上がり、首がしまって呼吸できない。
僕は悟った「ぁあ ここで死ぬんだな・・・けど何でコイツに殺されるんだ、俺が何かしたのか?」そう思った。
死ぬのかと思ったら絞められている首は痛くなく、呼吸できなくても苦しくない。けど大量の涙がこぼれた、温かかった。
その涙がヤツの手に流れた瞬間やつは手を話した。
僕はドサッと音をたてて玄関に倒れた。
それと同時にヤツは響き渡る不思議な声で言った。
「ソレなりに楽しませてもらった。お前は殺すべきだが気が変わり生かしてやろう。だがお前をいつも見張っている、いずれ又会うだろう。」
そういって彼は消えた。
よく行ってる事が分からないが、いずれ又会わなくてはならないと思うとやっていけない。
けどヤッパリ無防備な時に現れられると、腰を抜かしてしまいそうになる。
例えば、風呂上がり自分の体をタオルで拭いていて、頭を拭き終えたところで顔をあげれば目の前に立っていたり、洗顔している時に、頭を洗い顔をあげて鏡を見れば隣にいたりする。
そうなるとたまったもんじゃない。
だがある日僕はその恐怖から解放されるのである。
それは僕が夜中に遊び終わって帰宅した時だった。
玄関のドアを開けて家に入った瞬間、ほぼ玄関のドアがしまったと同時に金縛りにあった。
それから蒼くユラユラした灯りが頼りなく奥の部屋の方から1つ、次は二階の階段からまた1つ、そして残りの1つ・・・いや蒼い灯りが何個も集まったどでかい塊が玄関の中から入ってきて僕の頭上を通り抜けて、その2つの小さな塊と重なった。
現れたのは、アイツだ。
しかし尻尾なんてなかった。
何より首から下にかけては人の体だったのだから。
でも今は体も含め全てがキツネ!!
しかし1つ違う所がある。それは、そのキツネの後ろに綺麗に逆立した9本の尻尾。
ソイツがゆっくり僕に近付いてくる、けど僕は金縛りで動けない。
ソイツが僕の前にきたとき片手で僕の首を持ち上げた、体が浮き上がり、首がしまって呼吸できない。
僕は悟った「ぁあ ここで死ぬんだな・・・けど何でコイツに殺されるんだ、俺が何かしたのか?」そう思った。
死ぬのかと思ったら絞められている首は痛くなく、呼吸できなくても苦しくない。けど大量の涙がこぼれた、温かかった。
その涙がヤツの手に流れた瞬間やつは手を話した。
僕はドサッと音をたてて玄関に倒れた。
それと同時にヤツは響き渡る不思議な声で言った。
「ソレなりに楽しませてもらった。お前は殺すべきだが気が変わり生かしてやろう。だがお前をいつも見張っている、いずれ又会うだろう。」
そういって彼は消えた。
よく行ってる事が分からないが、いずれ又会わなくてはならないと思うとやっていけない。
感想
感想はありません。