母×恋
カレンダーは今1月とっても寒くて桜は布団からなかなか出られずにいた。布団の中からめいいっぱい伸ばした右手にテレビのリモコンが触れた。はずれ…
手をガサガサさせる。カタッ…やった!煙草!
まだ半分しか開いていない目をこすり、シトラスメンソールの煙草に火をつけた
外はまだ薄暗い。
パチッ。
桜はテレビを付けた。テレビからは昨日の幸せな出来事や、不幸せな出来事が流れていた。そんなニュースに耳を傾けながら煙草をくわえモーニングコーヒーを入れていた。
桜は毎日朝のニュースを見る。いや、誰だって見るかもしれない。しかし桜にとっては戒めであり忠告であった。
淡々と喋るアナウンサーの声が桜を振り向かせた。
(昨晩3歳の幼児が一緒に住んでいた21歳男性に虐待を受け、病院に運ばれましたが、一時間後死亡しました)
…。
「おはよ〜」
アニメのような声がして桜が振り向いた。
「おっはよー。どした?今日はむっちゃ早いやん!」
手をガサガサさせる。カタッ…やった!煙草!
まだ半分しか開いていない目をこすり、シトラスメンソールの煙草に火をつけた
外はまだ薄暗い。
パチッ。
桜はテレビを付けた。テレビからは昨日の幸せな出来事や、不幸せな出来事が流れていた。そんなニュースに耳を傾けながら煙草をくわえモーニングコーヒーを入れていた。
桜は毎日朝のニュースを見る。いや、誰だって見るかもしれない。しかし桜にとっては戒めであり忠告であった。
淡々と喋るアナウンサーの声が桜を振り向かせた。
(昨晩3歳の幼児が一緒に住んでいた21歳男性に虐待を受け、病院に運ばれましたが、一時間後死亡しました)
…。
「おはよ〜」
アニメのような声がして桜が振り向いた。
「おっはよー。どした?今日はむっちゃ早いやん!」
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