愛の詩“あすかとはるか”「エピソード生まれた場所」続編
5分ほど歩くとその場所に着きました。
「そこら辺に座って。コーヒーと紅茶どっちが良い?」
「紅茶をお願いします。」
「私も紅茶派!同じだね。」
私は初めての男性の部屋にキョロキョロしてたんだと思います。
「幼なじみなんだ..彼。ずーっと一緒にテニスやってて。」
「うらやましい。私彼なんて居ないから。」
「私は彼が居なければ今まで生きて来れなかったと思う。辛くて...あすかは人を殺したいと思った事ある?」
「な、無いわ!」
「あすかの聞きたいことは、大体解ってる。私たちの関係でしょ?でも私も全部解ってる訳じゃないの。」
「私は何一つ知らないわ!」
自分でもびっくりする位の大きな声を出してしまいました。
「私ね、小さい時に母が亡くなってでも父はとても優しくて可愛がってくれて。五歳の時に再婚したの。回りからどうしてもって...」
「やっぱり私たち双子じゃあ無いんだ!良かった全然似てないもんね。あー良かった!」
私はホッとして彼女をみました。するとはるかさんが泣き出しそうな哀しい顔で言いました。
「再婚した義理の母には同じ歳の連れ子がいてね。その子の性格の悪いのってなんの。ま!親子から虐められちゃった訳だ。でもある日その義理の妹から言われちゃった訳だ。血が繋がっていないのは私じゃあなくてはるかさん貴女の方だってね。」
「え?なんで再婚した人の連れ子なんでしょ?」
「そう。でも知らなかったのは私と亡くなった母だけで、父には愛人がいたの。その人と再婚した訳よ。私は自分が父の本当の子供じゃないなんて聞いたことも無かったし親戚の誰に聞いても、嘘だと思えるような返事しか帰って来なかった。戸籍謄本まで取ったけど私は実子だったわ。」
「実子で血が繋がらないなんてあるの?」
「私もそう思ったわ!そんなはず無いって!でもね父はその愛人には私の出世の秘密をしゃべっていたの。絶対誰にも言わないという秘密を破って!」
私はだんだんとそこに私の出世の秘密までも関係しているのだと核心してしまいました。
戸籍に関係なく実子ではない可能性が有るということを...
つづく
「そこら辺に座って。コーヒーと紅茶どっちが良い?」
「紅茶をお願いします。」
「私も紅茶派!同じだね。」
私は初めての男性の部屋にキョロキョロしてたんだと思います。
「幼なじみなんだ..彼。ずーっと一緒にテニスやってて。」
「うらやましい。私彼なんて居ないから。」
「私は彼が居なければ今まで生きて来れなかったと思う。辛くて...あすかは人を殺したいと思った事ある?」
「な、無いわ!」
「あすかの聞きたいことは、大体解ってる。私たちの関係でしょ?でも私も全部解ってる訳じゃないの。」
「私は何一つ知らないわ!」
自分でもびっくりする位の大きな声を出してしまいました。
「私ね、小さい時に母が亡くなってでも父はとても優しくて可愛がってくれて。五歳の時に再婚したの。回りからどうしてもって...」
「やっぱり私たち双子じゃあ無いんだ!良かった全然似てないもんね。あー良かった!」
私はホッとして彼女をみました。するとはるかさんが泣き出しそうな哀しい顔で言いました。
「再婚した義理の母には同じ歳の連れ子がいてね。その子の性格の悪いのってなんの。ま!親子から虐められちゃった訳だ。でもある日その義理の妹から言われちゃった訳だ。血が繋がっていないのは私じゃあなくてはるかさん貴女の方だってね。」
「え?なんで再婚した人の連れ子なんでしょ?」
「そう。でも知らなかったのは私と亡くなった母だけで、父には愛人がいたの。その人と再婚した訳よ。私は自分が父の本当の子供じゃないなんて聞いたことも無かったし親戚の誰に聞いても、嘘だと思えるような返事しか帰って来なかった。戸籍謄本まで取ったけど私は実子だったわ。」
「実子で血が繋がらないなんてあるの?」
「私もそう思ったわ!そんなはず無いって!でもね父はその愛人には私の出世の秘密をしゃべっていたの。絶対誰にも言わないという秘密を破って!」
私はだんだんとそこに私の出世の秘密までも関係しているのだと核心してしまいました。
戸籍に関係なく実子ではない可能性が有るということを...
つづく
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