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LASTSUMMER#55 『川浦の実力』

[656]  SETTARMEN  2008-02-22投稿
【3回表無死1、2塁】


マウンドに遂に天才、川浦球児が立った。


投球練習も終わり、打席には5番の天堂寺翔が立つ。


主審『プレイ!』



ここから俺達はとんでもない光景を目にすることになる…



まず、捕手の雪村が野手に声を掛ける。


雪村『ここから仕切り直しだ〜!内野ゲッツー!外野バックホーム!』



全員『へーい!!』



川浦がセットに入った。


ショウに対しての初球。



ズバーン!!!



主審『ストライ〜ク!』

ショウ(嘘だろ…おい…)



ど真ん中のストレートだったが、あまりの速さにショウは呆然と見送ってしまった…



ケイタ『バッチ、甘い球打ってこうぜぃ〜!』


ケイタが全く空気を読めない声を掛けたが、誰が見ても中学生レベルの球ではないことは明白だった…



続く2球目。



体を大きくひねったトルネードからボールが繰り出される。



ズバーン!!!



主審『ストライクツー!!』



またもストレート。



今度は球速を維持したままアウトローに決まった…



キョウスケ『ヒュ〜♪あの球速でコース突くのかよ〜…』



曽我端さんが2球も黙って見送ったショウに怒声を浴びせた。



曽我端『馬鹿野郎!!振らなきゃ当たらねぇんだよ!!アホみたいに突っ立ってんじゃねぇよ!』


………



とは言うもののアレは打てそうな球じゃない…



3球目。



ブンッ!!



主審『ストラックアウッ!!』



ショウ(スライダー…)



外のスライダーだった…


キレも球速も抜群!!



前のイニングで見たショウのシュートがほとんど曲がっていないかと思うほどだった…



俺はヘルメットとバットを持ってネクストに向かった…



川浦球児。



こんな投手がいれば間違なく2年連続で県を制覇するはずだ…



バッターボックスには6番のカズマが向かった。




ショウの三球三振…

これはまだ序章に過ぎなかった…

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