異能者13
入学から一ヶ月程たった。
準、歩、桜の三人はいっしょに帰っていた。あの一件以来桜もよくいっしょに行動するようになっていた。
「今度の週末に私の家に来ませんか?」
不意に桜はこう言った。
理由を聞くと、準に助けられたお礼としてケーキを焼くかららしい。
「もちろん、行く!」
甘いもの好きの準はすぐにとびついた。
「俺も行っていいの?」
「もちろんです。」
「楽しみにしてるね」
「はい」
少し桜の顔が赤らめていたのを歩が気付いた。
そのとき、歩はピーンときた。
(なるほどな)
歩は心の中で納得した。
「週末が楽しみだな、準。」
「うん」
準は歩がした笑みがいつもと違う気がした。
しかし、なにかの間違いだと思った。
準、歩、桜の三人はいっしょに帰っていた。あの一件以来桜もよくいっしょに行動するようになっていた。
「今度の週末に私の家に来ませんか?」
不意に桜はこう言った。
理由を聞くと、準に助けられたお礼としてケーキを焼くかららしい。
「もちろん、行く!」
甘いもの好きの準はすぐにとびついた。
「俺も行っていいの?」
「もちろんです。」
「楽しみにしてるね」
「はい」
少し桜の顔が赤らめていたのを歩が気付いた。
そのとき、歩はピーンときた。
(なるほどな)
歩は心の中で納得した。
「週末が楽しみだな、準。」
「うん」
準は歩がした笑みがいつもと違う気がした。
しかし、なにかの間違いだと思った。
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