†孤独の中に咲く一輪の薔薇†
あと理科の授業で、もう学校は終わり。
いつもなら、掃除して速攻部活なんだろうけど…
* * * * *
「ごめんっ!わたし今日習い事あったの忘れてた…!!悪いけど今日は委員会活動には出席できない…」
と、俺に発声したのは先程…つい先程、いっしょに行こ?と言いに来た咲宮さん。
はいはい、了解。
別に俺はなんの支障もないし。
ただ話聞いとけば良いだけでしょ。
むしろ、学年一美人だって言われてる咲宮さんと行動してるほうが危ういよ(まえ男子生徒にかなり睨まれた)。
ま、本音言えないけど。
「そう。いいよ、別に」
「ほんと!?ありがとっ!埋め合わせは今度絶対するからねっ!」
「(いらないし。)…うん、ありがと」
鞄を背負い、たたたっと駆けていった。
もちろん最後にちゃーんと『ほんとにごめんねっ、ありがと!』と早口で言ってから。
─‥帰りのHRが終わり、掃除も終えた。
いつもなら、さあ部活だ。と教室を出るけど、今日は違う。
重ーい足取りで委員会活動の部屋へ向かう。
「とっとと済まそ‥‥」
ややゲッソリした表情で部屋のドアをあけた。──‥「あら、松樹くんじゃない。今日はちゃんと来たのね」
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