48日間 ?
2月28日午前10時32分
天声高校合格発表掲示板
受験生達の視線が掲示板に注がれる。自分の番号と掲示板の番号を照らし合わせる
「5010 5010 5010・・・・・・」
あった。
叫びたかったが恥ずかしくてとてもじゃないが歓声を上げることは、俺には出来ない。
そのせいで俺の顔は、嬉しさと、それを押さえる気持ちでとても変な顔になってしまった。
(いけない、いけない、高校生の俺はクールで福山雅治っぽくいくんだった)
そう、俺、柳聖治は中学生のときのイメージを一新してイメチェンすると決意していた。
(ここでイメージを壊すわけにはいかないんだ!)
だがこのニヤケ面はなおらなかった。
「何変な顔してんの?」
横からフズキが尋ねて来た。
「受かったんだから嬉しい顔しちゃ悪いかょ。」
「嬉しい顔!?、その顔が?」
「そうだけど、」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「気持ち悪い。」
「!!!!!」
泣きそうになった
「ゴメンゴメン、言い過ぎたよ。」
「やっぱり俺、」
「ん?」
「イメチェンやめるわ・・・」
とまぁこんな会話が出来るのも受かったからで、なんだかんだ言って今幸せ絶頂にいたりする俺。
横にいるのは、俺の初めて出来た彼女、柊フズキ、もう付き合ってそろそろ一年ぐらい立つはず。
フズキは同じ高校にもうすでに推薦で受かっていた。
「まぁでもよかったじゃん受かってさ、おめでと」
「あぁ、ありがとね」
「じゃあ学校と塾に報告して帰ろ。」
「あぁ」
同日午後3時30分
俺の家
一通りの仕事も終わり、俺はフズキと一緒に家に帰ってきた。
「とりあえず受験は終わったからやっとゆっくり出来るな。」
「そうだね、今まで勉強ばっかりだったからね、暫く勉強したくないね」
「そうだな。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
(ヤバイ、何か話題振らないと!)
彼女は決して無口ではないのだが、俺の部屋に来ると何故か会話が続かない。
「ねぇ、受験も終わった事だし私の家来ない?
天声高校合格発表掲示板
受験生達の視線が掲示板に注がれる。自分の番号と掲示板の番号を照らし合わせる
「5010 5010 5010・・・・・・」
あった。
叫びたかったが恥ずかしくてとてもじゃないが歓声を上げることは、俺には出来ない。
そのせいで俺の顔は、嬉しさと、それを押さえる気持ちでとても変な顔になってしまった。
(いけない、いけない、高校生の俺はクールで福山雅治っぽくいくんだった)
そう、俺、柳聖治は中学生のときのイメージを一新してイメチェンすると決意していた。
(ここでイメージを壊すわけにはいかないんだ!)
だがこのニヤケ面はなおらなかった。
「何変な顔してんの?」
横からフズキが尋ねて来た。
「受かったんだから嬉しい顔しちゃ悪いかょ。」
「嬉しい顔!?、その顔が?」
「そうだけど、」
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
「気持ち悪い。」
「!!!!!」
泣きそうになった
「ゴメンゴメン、言い過ぎたよ。」
「やっぱり俺、」
「ん?」
「イメチェンやめるわ・・・」
とまぁこんな会話が出来るのも受かったからで、なんだかんだ言って今幸せ絶頂にいたりする俺。
横にいるのは、俺の初めて出来た彼女、柊フズキ、もう付き合ってそろそろ一年ぐらい立つはず。
フズキは同じ高校にもうすでに推薦で受かっていた。
「まぁでもよかったじゃん受かってさ、おめでと」
「あぁ、ありがとね」
「じゃあ学校と塾に報告して帰ろ。」
「あぁ」
同日午後3時30分
俺の家
一通りの仕事も終わり、俺はフズキと一緒に家に帰ってきた。
「とりあえず受験は終わったからやっとゆっくり出来るな。」
「そうだね、今まで勉強ばっかりだったからね、暫く勉強したくないね」
「そうだな。」
「・・・・・・・・。」
「・・・・・・・・。」
(ヤバイ、何か話題振らないと!)
彼女は決して無口ではないのだが、俺の部屋に来ると何故か会話が続かない。
「ねぇ、受験も終わった事だし私の家来ない?
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