トライアングル・キャット8
一通り今日の出来事を話したクレインは、スッキリした表情を見せて立ち上がったが、また涙がポロポロとこぼれ落ちた。
クレイン「私っ、そんなにダメかなぁ〜…」
ノール「そんなことありませんよ!!」
クレインの悲しむ顔に我慢ができなくなったノールは思わず猫の姿のまま叫んでしまった。
クレイン「なっ…!?喋った…ただのノラかと思ったのに…。あ〜、やっぱ今日はついてない…」
ノール「期待に添えなくて申し訳ないです。けれど、あなたのような綺麗な方を振るなんて、きっとそいつの方がどうかしてます!」
そういうとノールは辺り構わずドロンと人の姿になって、クレインの腕を掴んだ。
もちろん、2ヶ月間お風呂に入っていない姿なので、あまりの汚さにギョッとしたクレインは、悲しさが一気にどこかへ飛んで行ってしまい、目の前の事態にただただ驚くばかりだった。
クレイン「…汚っ!!」
とんでもないノラ猫に出会ってしまったなと思ったが、これも何かの縁だと思い、連れて帰ることにした。
クレイン「とにかく、お風呂に入ってください。話はそれからです!」
ノールはその言葉で事の重大さに気づくと、慌てて猫の姿に戻った。
クレイン「私っ、そんなにダメかなぁ〜…」
ノール「そんなことありませんよ!!」
クレインの悲しむ顔に我慢ができなくなったノールは思わず猫の姿のまま叫んでしまった。
クレイン「なっ…!?喋った…ただのノラかと思ったのに…。あ〜、やっぱ今日はついてない…」
ノール「期待に添えなくて申し訳ないです。けれど、あなたのような綺麗な方を振るなんて、きっとそいつの方がどうかしてます!」
そういうとノールは辺り構わずドロンと人の姿になって、クレインの腕を掴んだ。
もちろん、2ヶ月間お風呂に入っていない姿なので、あまりの汚さにギョッとしたクレインは、悲しさが一気にどこかへ飛んで行ってしまい、目の前の事態にただただ驚くばかりだった。
クレイン「…汚っ!!」
とんでもないノラ猫に出会ってしまったなと思ったが、これも何かの縁だと思い、連れて帰ることにした。
クレイン「とにかく、お風呂に入ってください。話はそれからです!」
ノールはその言葉で事の重大さに気づくと、慌てて猫の姿に戻った。
感想
感想はありません。
「 ステ子 」の携帯小説
- トライアングル・キャット16
- トライアングル・キャット15
- トライアングル・キャット14
- トライアングル・キャット13
- トライアングル・キャット12
- トライアングル・キャット11
- トライアングル・キャット10