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不思議な男5

[193]  ハック  2008-02-29投稿
「仕事の内容だけど、中に入ってる携帯鳴ったら手挙げるだけだから。」

「えっ?それだけ?」

「うん、それだけ。あ〜後携帯なっても出なくてイイから。ただ手挙げるだけでイイから。」

それだけで5万なら最高だ!
すると、同い年位のロックな感じのにいちゃんが加山に声をかけてきた。

「あ〜どうも佐藤サン。この前は仕事ありがとうございました。」

「おう、準君」

んっ?佐藤サン?

「またイイ バイトあったらよろしくお願いします。それじゃあ佐藤サン失礼します。」

「あぁ、また」

おいおい何なんだよ?

「おい?佐藤サンってなんだよ?」

「あ〜、まぁ〜なんだ気にすんな。」

「大丈夫なのかよ」
「心配すんな、きっちりやれば金はやる。 その服に着替えて3時に柏ビルの前に立っててくれ。終わったら丈君の携帯に連絡するから、それから会って金渡すよ。」

「わかった。」

「それじゃあよろしく。」

それだけ伝えると加山は帰っていった あの準とか言うヤツは佐藤ってよんでた。やっぱり偽名だったんだ。 でもあんまり問い詰めて仕事がパーになるのも困るから仕方ない。 とりあえず7時になれば5万手に入るんだ。
まだ少し時間がある。ファミレスのトイレで服を着替え時間をつぶす事にした。

感想

  • 9003: いい文脈ですね。文に対する愛情みたいなものを感じます。よろしければこのサイトを御覧下さい。http://tool-4.net/?syodouです。 [2011-01-16]

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