彼岸花 1
ずっとずっと、あなただけを見つめていました。
愛していました。
見つめるだけの恋でも‥。あなたが見てくれるまで。
『おい!危ねぇぞ』
彼は、私の前のボールを取った。
「ありがとう。」
内心、嬉しくて、嬉しくて涙が出そうで。
『おう。何してんの?』
彼は不思議そうに見る。
「彼岸花。手入れしてるの。」私の大好きな花。
『彼岸花か、綺麗だな。』
彼はハニカンだ笑顔を見せると、軽く右手を上げると、教室の方へと去っていった。
彼岸花を綺麗だって言ってくれた。
他の人は、皆軽蔑したのに。私の事も、彼岸花も。
やっぱりあなたは、私が好きになった人。
大好き。
想いは、届かないけど‥。
見つめるだけだけど、ずっと待っているよ。
朝、、、、、、、
千波の声で目が覚めた。
『由梨、早く起きな!』
眠たい目をこすって千波を見た。
『私くらいしか起こしてくれる人いないもんね☆』
と、言いながら、いたずらっぽく笑った。
「今なんじ〜?ん〜‥ねむ『8時。』
‥「ええ!?まぢ?どうしよ!あぁぁぁ、遅刻するよ〜」
『PM「早く行くよっ!」
感想
- 8978: いい文脈ですね。文に対する愛情みたいなものを感じます。よろしければこのサイトを御覧下さい。http://tool-4.net/?syodouです。 [2011-01-16]