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現の《私》 ?

[303]  歌子  2008-03-01投稿
何かが《私》に飛び掛かって来たので咄嗟に目を閉じたが、一向に《私》に打つかって来る気配がないので恐る恐る目を開けてみると、目の前に虎が倒れていた。
「キャー!」
叫んで後ずさろうとしたら何かに躓き尻餅をついてしまった。
「ハハッ。何ビビってんだよ」
木の上の男はそういっているが急に虎が目の前にいて驚かないほうがどうかしていると思う。
しかし目の前の虎をよくみると首の辺りに木でできた杭のような物が刺さっていた。
「こっ…これ…あなたがやったの?」
男はまたも呆れたような顔をしながら言った。
「他に誰がいるんだよ。お前本当に大丈夫か?さっきから変だぞ」
葉っぱで作った腰巻きをしている男に変とか言われたくはない。
…《私》は嫌な予感がして自分の格好を見てみるとよく分からないが動物の皮のような物を胸と腰に巻いているだけの格好をしていた。
「…ここは何処なの?《私》何も覚えてないの。どうしてこんな所にいてこんな格好をしているのかも分からないの」
男は理解ができていないような顔をしながら木の上から飛び降りてきて《私》のそばに着地した。
「此処は俺達の村の狩場だろ。それで今日は狩りに来たんだろ。しっかりしろよ。まだ寝ぼけてんのか?」

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