惨めなプライド
女友達と会えば彼氏の話
自慢話と恋愛論
相槌を打って適当に笑って頭の中は上の空
周りの幸せそうな顔や彼氏の文句を言いながらもどこか嬉しそうな口ぶりが私には羨ましくて疎ましい
だから我慢してプライドを守る為に『フリ』を続ける
私にも彼氏はいる
付き合い始めてもうすぐ二年
大好きで本当に幸せだった
マンネリと言うよりも冷めた恋
心まで冷めた訳ではない
彼の気持ちが遠くなっている事に気付き始めた
今にも切れてしまいそうな二人の糸
それでも気付かないフリをして彼の前では平静を装う
限界なのは分かっている
選ぶ道も分かっている
何が一番いいのか彼がどうしたいのか
悲しいけれど分かっている
彼氏という存在を失いたくはなかった
私にもプライドはあるし傷付きたくもない
だから決めた
守る物が一つだとするなら私は自分を守りたい
雰囲気の良い店を選んだ
洋服は今まで彼の前で着た事ない物を選んだ
そんな私の隣には相変わらずの彼と冷めた空気
会話も弾まない
言い出すタイミングはいくらでもある
店に流れる洋楽とひたすら口に運んだお酒を飲む喉の音しか聞こえなくなる
息が詰まる
流れる空気が辛いんじゃない
こんな風に会えば少しは大人の別れが出来ると背伸びをした自分と目の前に迫る決断が悲しくさせる
プライドなんかじゃない
プライドに見せ掛けた惨めな意地だった
この長い沈黙さえも嫌いになれたら
冷たく笑う彼の全てを嫌いになれたら今すぐにでも口に出来るのに
決断したさようならも間違えたプライドも崩れる寸前
苦し過ぎてもう限界なのに
愛してはくれないのにまだ彼を好きな想いが邪魔をする
私はどうしたら良い
どうしたら楽になれる
自慢話と恋愛論
相槌を打って適当に笑って頭の中は上の空
周りの幸せそうな顔や彼氏の文句を言いながらもどこか嬉しそうな口ぶりが私には羨ましくて疎ましい
だから我慢してプライドを守る為に『フリ』を続ける
私にも彼氏はいる
付き合い始めてもうすぐ二年
大好きで本当に幸せだった
マンネリと言うよりも冷めた恋
心まで冷めた訳ではない
彼の気持ちが遠くなっている事に気付き始めた
今にも切れてしまいそうな二人の糸
それでも気付かないフリをして彼の前では平静を装う
限界なのは分かっている
選ぶ道も分かっている
何が一番いいのか彼がどうしたいのか
悲しいけれど分かっている
彼氏という存在を失いたくはなかった
私にもプライドはあるし傷付きたくもない
だから決めた
守る物が一つだとするなら私は自分を守りたい
雰囲気の良い店を選んだ
洋服は今まで彼の前で着た事ない物を選んだ
そんな私の隣には相変わらずの彼と冷めた空気
会話も弾まない
言い出すタイミングはいくらでもある
店に流れる洋楽とひたすら口に運んだお酒を飲む喉の音しか聞こえなくなる
息が詰まる
流れる空気が辛いんじゃない
こんな風に会えば少しは大人の別れが出来ると背伸びをした自分と目の前に迫る決断が悲しくさせる
プライドなんかじゃない
プライドに見せ掛けた惨めな意地だった
この長い沈黙さえも嫌いになれたら
冷たく笑う彼の全てを嫌いになれたら今すぐにでも口に出来るのに
決断したさようならも間違えたプライドも崩れる寸前
苦し過ぎてもう限界なのに
愛してはくれないのにまだ彼を好きな想いが邪魔をする
私はどうしたら良い
どうしたら楽になれる
感想
感想はありません。