携帯小説!(PC版)

トップページ >> ノンジャンル >> 幻想の記憶

幻想の記憶

[388]  卓上の馬  2008-03-02投稿
桜は咲かない………。


なぜなら、貴女が消えてしまったから………。


貴女と過ごした記憶それは僕にとって幻想でしかない………。


貴女の温かさに一度でも触れてしまったら。


二度と離したくないと幻想をいだいてしまう………。


それは、願ってはいけない幻想………。


だから、僕は貴女を失おうと思った………。


夢から目覚めた時貴女はすでにこの世から消えていた………。


覚えているのは最後に貴女を抱きしめた記憶と。








貴女の鮮血の温かさだけ………。


この桜は、貴女の温かさと幻想と記憶を知っているから花を咲かせない………。


貴女と僕は、桜散る奈落へ堕ちていく………。







その先には………。


なにもないと知りながら………。

感想

感想はありません。

「 卓上の馬 」の携帯小説

ノンジャンルの新着携帯小説

サーバ維持用カンパお願いします。
WebMoney ぷちカンパ

Twitterで管理人をフォローする

利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス