トライアングル・キャット10
ちょうど髪とひげを整え終わった時、どこかから見ていたかのような絶妙なタイミングで、ノックもせずにマリアが入ってきた。
マリア「あらま、随分いい男じゃない☆」
ゆうに190cmはある長身で、腰をくねらせながら話すその姿にノールは少し後ずさった。
マリア「そんな恐がんないでよ☆アンタが人だってわかったのも偶然よ。ただのノラちゃんかと思って抱いたら、随分な筋肉だったから。」
なるほどと思っているのに、マリア自身に不信感を抱いていているせいかノールはまだ素直になれずにいた。
マリア「まぁまぁ、とにかくあっちでいろいろ聞かせてよ。」
緊張している背中に、そう言ってマリアはバンバン叩き、強引に手を引いて、さっきの共同部屋に連れて行った。
クレイン「うひゃーっ!」
ノールが入ってくると、みんながビックリして椅子から立ち上がった。
まさかさっきまでの汚い猫が、育ちのよさそうな顔だちでなおかつ筋肉質の男だとは誰も想像がつかなかった。
ノールはみんなの視線に困ったが、これまでのお礼を言い、自己紹介をした。
それを聞いたクレインは、まだ自分が自己紹介していないことに気づき、ハイッと勢いよく挙手をした。
マリア「あらま、随分いい男じゃない☆」
ゆうに190cmはある長身で、腰をくねらせながら話すその姿にノールは少し後ずさった。
マリア「そんな恐がんないでよ☆アンタが人だってわかったのも偶然よ。ただのノラちゃんかと思って抱いたら、随分な筋肉だったから。」
なるほどと思っているのに、マリア自身に不信感を抱いていているせいかノールはまだ素直になれずにいた。
マリア「まぁまぁ、とにかくあっちでいろいろ聞かせてよ。」
緊張している背中に、そう言ってマリアはバンバン叩き、強引に手を引いて、さっきの共同部屋に連れて行った。
クレイン「うひゃーっ!」
ノールが入ってくると、みんながビックリして椅子から立ち上がった。
まさかさっきまでの汚い猫が、育ちのよさそうな顔だちでなおかつ筋肉質の男だとは誰も想像がつかなかった。
ノールはみんなの視線に困ったが、これまでのお礼を言い、自己紹介をした。
それを聞いたクレインは、まだ自分が自己紹介していないことに気づき、ハイッと勢いよく挙手をした。
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