携帯小説!(PC版)

[210]  73  2008-03-02投稿
僕の世界には色が無い。
僕の住んでる世界は広いようで小さくてキレイなようで汚い。
大きな争いや小さないざこざ。ただ僕は観ているだけしかできないから一つ欠伸をするとまた眠りにつく。
ふと君の僕を呼ぶ声に夢から引き戻される。

君の笑顔を見た瞬間、僕の世界にパッと色がつく。

僕は言葉を持たないけど君の呼びかけにしっぽを思い切り振って答えるよ。

これが僕の日常。

僕の世界には色が無い。

でも、些細な幸せをかみ締めながら生きてるよ。

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