奈央と出会えたから。<93>
* * * * * *
聖人はー
あたしと付き合い始めてからー
毎日学校に来る様になっていたー。
ガラッ―ー‐。
『おはよ―っす。』
バンッ―ー‐。
いつもの様に、聖人がペチャンコのカバンを机の上に置きー
『こらっ!!北岡!!今何時だと思ってるんだ!!』
いつもの様に担任の渋川が聖人に注意するー。
『んーっと、
8時45分でぇーす。』
聖人が笑顔で答えるー。
『馬鹿者!!何を偉そうに答えてる!!』
渋川は何時になくテンションが高かったー。
最近、渋川のヤツー
教師としての威厳を無くしかけてたからねー。
『ほーい。センセ、俺が体弱いの知ってんじゃん?!
でもほら、二学期入ってから休み減ったじゃん?!
俺はセンセの思ってるよか真面目な普通の少年なんだぜ!!』
そう言ってー
聖人は机の上に一時限目の教科書をおいたー。
『馬鹿者!!普通の真面目な生徒が、そんなペチャンコのカバンを持ち歩くか!!どうせ教科書は全て机の中に入れっぱなしにしているんだろう?!』
『ピンポーン。』
『北岡!!お前には反省と言う言葉は無いのかっ!!』
渋川ってばー
ここでそんなに頑張ったってー
あんたの株は上がらないわよー。
もう聖人を解放してよー。
こんな事を思うなんてー
近頃、あたしも随分と性格が悪くなった様な気がするー。
『とにかく北岡。
お前、今の様な生活態度は他の生徒の迷惑にもなるんだ。
十分気をつけて行動する様、心がけてくれ。』
渋川の聖人への説教シーンはー
あたしにとっても、クラスメイト達にとってもー
物凄く新鮮だったー。
だって、聖人は入学した時からー
ずっと不登校を繰り返していたからー。
渋川に説教される場面を見る事自体が、不可能だったんだー。
教師としての威厳の見せ場が出来て良かったねー
渋川センセー。
聖人はー
あたしと付き合い始めてからー
毎日学校に来る様になっていたー。
ガラッ―ー‐。
『おはよ―っす。』
バンッ―ー‐。
いつもの様に、聖人がペチャンコのカバンを机の上に置きー
『こらっ!!北岡!!今何時だと思ってるんだ!!』
いつもの様に担任の渋川が聖人に注意するー。
『んーっと、
8時45分でぇーす。』
聖人が笑顔で答えるー。
『馬鹿者!!何を偉そうに答えてる!!』
渋川は何時になくテンションが高かったー。
最近、渋川のヤツー
教師としての威厳を無くしかけてたからねー。
『ほーい。センセ、俺が体弱いの知ってんじゃん?!
でもほら、二学期入ってから休み減ったじゃん?!
俺はセンセの思ってるよか真面目な普通の少年なんだぜ!!』
そう言ってー
聖人は机の上に一時限目の教科書をおいたー。
『馬鹿者!!普通の真面目な生徒が、そんなペチャンコのカバンを持ち歩くか!!どうせ教科書は全て机の中に入れっぱなしにしているんだろう?!』
『ピンポーン。』
『北岡!!お前には反省と言う言葉は無いのかっ!!』
渋川ってばー
ここでそんなに頑張ったってー
あんたの株は上がらないわよー。
もう聖人を解放してよー。
こんな事を思うなんてー
近頃、あたしも随分と性格が悪くなった様な気がするー。
『とにかく北岡。
お前、今の様な生活態度は他の生徒の迷惑にもなるんだ。
十分気をつけて行動する様、心がけてくれ。』
渋川の聖人への説教シーンはー
あたしにとっても、クラスメイト達にとってもー
物凄く新鮮だったー。
だって、聖人は入学した時からー
ずっと不登校を繰り返していたからー。
渋川に説教される場面を見る事自体が、不可能だったんだー。
教師としての威厳の見せ場が出来て良かったねー
渋川センセー。
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