真夜中のラーメン屋2
車を飛ばし、たどり着いた店内には客が一人も居なかった。
深夜であるから止むを得まい。
そして店主は椅子に腰掛けて居眠りをしていた。
深夜で、客が一人も居ないのならば、これも致し方あるまい。
客商売としては、あるまじき行為ではあるが、私はラーメンを食べられる嬉しさのあまり、寛大にそれを容認した。
来客を知らせるチャイムが鳴ったも店主は起きなかったが、私はそれを責めなかった。
このラーメンチェーン店は壁に写真付きのパネル・メニューが掲げてある。
私の眠る店主を尻目に、写真を眺めながらオーダーの検討に集中した。
やがて一枚のパネルに視線止めた。
?ネギ味噌ラーメン?!!パネル写真には唐辛子系の味付けを認識させる赤みを帯びたスープと、こんもりと盛られた白髪ネギが私の食指を激しく動かした。
「ヨシ!!ネギ味噌ラーメンで決定!」となり、眠れる店主に「スミマセン」と声を掛けた。
続く‥
深夜であるから止むを得まい。
そして店主は椅子に腰掛けて居眠りをしていた。
深夜で、客が一人も居ないのならば、これも致し方あるまい。
客商売としては、あるまじき行為ではあるが、私はラーメンを食べられる嬉しさのあまり、寛大にそれを容認した。
来客を知らせるチャイムが鳴ったも店主は起きなかったが、私はそれを責めなかった。
このラーメンチェーン店は壁に写真付きのパネル・メニューが掲げてある。
私の眠る店主を尻目に、写真を眺めながらオーダーの検討に集中した。
やがて一枚のパネルに視線止めた。
?ネギ味噌ラーメン?!!パネル写真には唐辛子系の味付けを認識させる赤みを帯びたスープと、こんもりと盛られた白髪ネギが私の食指を激しく動かした。
「ヨシ!!ネギ味噌ラーメンで決定!」となり、眠れる店主に「スミマセン」と声を掛けた。
続く‥
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