奈央と出会えたから。<95>
* * * * * *
聖人は、いつもそうだったー。
『サトル。昨日、
新谷(シンヤ)先輩のスープラ乗ったのか?!』
『いや、昨日は新谷先輩来なくてさ。
大沢先輩のGT-Rに乗った。』
『マジ?!新谷先輩来なかったのか?!』
『ああ。そう言えば大沢先輩、聖人に会いたがってたぜ。』
小学校時代からの親友ー
サトル君と、車やバイクの話で盛り上がるー。
あたしにはー
到底、付いて行けない世界の話ー。
あたしは、何時しかー
3ー5のー
この教室に来る事が多くなっていたんだー。
『奈央ちゃん。はい。コ〇ラのマーチ食べる?』
ミズホさんはー
いつもキュートでセクシーだったー。
『ありがとうございます。ミズホさん。』
あたしはー
ミズホさんが差し出した、コ〇ラのマーチの箱を受け取ったー。
『まゆ毛のコアラって知ってる?!
奈央ちゃん。』
笑ったら、キュートに八重歯が覗くー。
ミズホさんてー
こんなに可愛いのに、彼氏が居ないのが不思議ー。
『美味しい。お菓子大好き!!』
お菓子を頬張りながらー
あたしは聖人とサトル君の会話が気になっていたー。
『俺の親父が昔、
車で事故ってから、二度と車には乗らねぇって、バイク党になっちまってよー。』
聖人が、いつもの様に机の上に座りながらー
サトル君との会話に夢中になっているー。
聖人のお父さんがー
昔、車で事故を起こしたなんて話はー
あたしはこの時初めて聞いたー。
『聖人の親父さんが乗ってるヤツって、ヤマハのXJRだろ?
俺の親父の、ホンダのCBもシブイべ?!今度また“毛無し”辺り走ろうぜ。』
『おう。この間もポリ公、撒いてよ!!なまらおもろかったな、サトル!!』
これってー
男同士の話ー?!
とても中学生同士の話とは思えないよぉー。
男の子の世界ー?!
あたしの知らない、聖人の世界があるんだねー。
なんだかー
ちょっぴり寂しい気分になってしまったー。
季節はもうー
秋だったー。
聖人は、いつもそうだったー。
『サトル。昨日、
新谷(シンヤ)先輩のスープラ乗ったのか?!』
『いや、昨日は新谷先輩来なくてさ。
大沢先輩のGT-Rに乗った。』
『マジ?!新谷先輩来なかったのか?!』
『ああ。そう言えば大沢先輩、聖人に会いたがってたぜ。』
小学校時代からの親友ー
サトル君と、車やバイクの話で盛り上がるー。
あたしにはー
到底、付いて行けない世界の話ー。
あたしは、何時しかー
3ー5のー
この教室に来る事が多くなっていたんだー。
『奈央ちゃん。はい。コ〇ラのマーチ食べる?』
ミズホさんはー
いつもキュートでセクシーだったー。
『ありがとうございます。ミズホさん。』
あたしはー
ミズホさんが差し出した、コ〇ラのマーチの箱を受け取ったー。
『まゆ毛のコアラって知ってる?!
奈央ちゃん。』
笑ったら、キュートに八重歯が覗くー。
ミズホさんてー
こんなに可愛いのに、彼氏が居ないのが不思議ー。
『美味しい。お菓子大好き!!』
お菓子を頬張りながらー
あたしは聖人とサトル君の会話が気になっていたー。
『俺の親父が昔、
車で事故ってから、二度と車には乗らねぇって、バイク党になっちまってよー。』
聖人が、いつもの様に机の上に座りながらー
サトル君との会話に夢中になっているー。
聖人のお父さんがー
昔、車で事故を起こしたなんて話はー
あたしはこの時初めて聞いたー。
『聖人の親父さんが乗ってるヤツって、ヤマハのXJRだろ?
俺の親父の、ホンダのCBもシブイべ?!今度また“毛無し”辺り走ろうぜ。』
『おう。この間もポリ公、撒いてよ!!なまらおもろかったな、サトル!!』
これってー
男同士の話ー?!
とても中学生同士の話とは思えないよぉー。
男の子の世界ー?!
あたしの知らない、聖人の世界があるんだねー。
なんだかー
ちょっぴり寂しい気分になってしまったー。
季節はもうー
秋だったー。
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