年下彼氏〜彼氏の事情〜
学ランを着たら、少し手足のところが丁度よくなっていたことに気付く。
入学したころは、折って詰めて、でもぶかぶかだったのに。
妙な感慨にふけりながら、水色のバッグパックを持ち上げた。
「いってきます」
玄関を開ける。
何かを思い出したように、そこで、一回立ち止まると携帯を取り出した。
『おはよー\(^O^)/俺家出たよ!ゆうちゃん一緒に学校までいこ?』
とメールをした。
ゆうちゃんとは、六つ年上の彼女のこと。
大学生で、すごく気のきくやさしい人。付き合ってから三年にもなる。
ぼくは、ゆうちゃんが大好きで、一生一緒にいたいと思っている。でも、ときどき、彼女が年上、とは言いにくいときがある。
同じ学年のやつの彼女は、たいてい年下だからだ。一回、年上だと言ったことがあったが、おかしなことを言われたり詮索されたりした。ゆうちゃんにも、直接その手のいやな質問がされた。
ぼくはすごく腹がたった。だからそれをやった主犯核に言った。ゆうちゃんとぼくは付き合っちゃいけないのか。と。
入学したころは、折って詰めて、でもぶかぶかだったのに。
妙な感慨にふけりながら、水色のバッグパックを持ち上げた。
「いってきます」
玄関を開ける。
何かを思い出したように、そこで、一回立ち止まると携帯を取り出した。
『おはよー\(^O^)/俺家出たよ!ゆうちゃん一緒に学校までいこ?』
とメールをした。
ゆうちゃんとは、六つ年上の彼女のこと。
大学生で、すごく気のきくやさしい人。付き合ってから三年にもなる。
ぼくは、ゆうちゃんが大好きで、一生一緒にいたいと思っている。でも、ときどき、彼女が年上、とは言いにくいときがある。
同じ学年のやつの彼女は、たいてい年下だからだ。一回、年上だと言ったことがあったが、おかしなことを言われたり詮索されたりした。ゆうちゃんにも、直接その手のいやな質問がされた。
ぼくはすごく腹がたった。だからそれをやった主犯核に言った。ゆうちゃんとぼくは付き合っちゃいけないのか。と。
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