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愛の詩“あすかとはるか”「エピソード生まれた場所」続編

[266]  RICO  2008-03-06投稿
何もかもが崩れ落ちるような気がして、めまいをかんじました。
「その継母は探偵までやとって調べたのよ!私がいったい誰の子なのか!私によっぽど財産を遣るのが嫌だったのね。」
私は震える声で言いました。
「それで解ったの?ご両親が?」
はるかは紅茶をいれる手を止めて言いました
「それがとっても信じられないけどどんな事をしても分からなかったのよ!あの親子の事だから絶対突き止めたかったはずなのに!」
「お父様はご存知なんでしょ?」
「父は何か契約をしたみたいなの。絶対に破らないというなのもとに。それがおかしいのよ!そんなに守らないといけない契約ってなに?」
「私は!?はるかは私のことも同時に言ってるのよね?私の両親の事も言ってるのよね!?」
「両親の事はどうしても解らなかったけど、私には双子の妹が居ることだけは解ったの。愛してるわあすか。ずっと会いたかった!でもあなたの生活を壊すつもりはないの。側に居られるだけで良かったのその為にここに来たんだもん。」
私は自分だけ置いていかれているようで何故か腹が立って来ました。
「はっきりいってよ!私解らない!」
はるかはポロポロ涙を零しながら言いました。
「私にはあすかと言う妹が居るの、私達は生まれて直ぐ別々に引き取られたけど今は、私の目の前に要るわ。」
「私達の両親はいったいだれなの?養子にされたとしてもどうして実子なの?そんな事できるの?」
私は優しい今の両親の事を考えると信じられませんでした。何故なら私と今の母はとてもよく似てたからなのです。まるで姉妹の様に。
つづく

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