今でもずっと?
「ねぇ…拓斗は神様っていると思う?」
「どうやろうな〜」
「世の中でさ…人間は一番卑怯なのかもね…すぐ神様の力をかりて何でも解決しようとするもんね…」
「さや?」
「ん?」
「俺、さやが好きや。お前に何があったか俺はしらんけど、俺はさやの全部を受けとめるから。もうお前に、そんな悲しい顔させたない。」
「……だょ。」
「え?」
「あたしを好きになっちゃだめだょ…」
「なんでなん!?」
「だめ…だょ…拓斗には…幸せになってもらいたいもん…」
「俺は、さやといるだけで幸せなんや」
「ひくっ……だめなのっ…っ…あたっ…しを……っ…好きに…なっ…たら……だめなのっ…ひくっ…」
2回目の海…
俺はお前に告白したな。 でも、お前は泣いた…
「あたしを好きになっちゃだめだょ」って泣いた…
この時、お前はどんな気持ちで俺に言ったんやろ。きっと辛かったよな…苦しかったよな…
その次の日から、さやからの連絡はこなくなった…
♪〜♪〜♪〜
誰やろ…
「もしもし?」
「拓斗くん?」
誰なん?
「はい。」
「いきなりすみません。さやの母です。」
えっ?さやのお母さん?
何で?
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