トライアングル・キャット13
ノール「敬語は…つい癖で…。」
お城に仕えている身としては当たり前の敬語だが、いつもプライベートでは敬語は使っていない。ただ調子が狂っている証拠だった。
クレイン「そっか…」
ノールの私情を知らないクレインは素直に解釈する。
そして、事の始まりが自分のグチであるのを思い出して、話を続けた。
クレイン「私の方こそ、お礼言わなくちゃ!!私のグチを長々聞かせちゃったんだからね。…ぁりがとうね。」
エヘヘと照れ笑いする姿もノールにはもはや天使に見え、重症も重症だった。
いつもなら肩に手を回すなんて、なんの意識もなくできるノールが、クレインには触る事はおろか、何を話していいのかすらわからず頭が真っ白になっていた。
こんなのは自分らしくないと思ったノールは、この想いを伝えて調子を取り戻そうと決意を固めた。
ノール「あのっ…会ったばかりで、何もわからないのに失礼なんですが…どうやらそのっ…好き…みたいなんです。」
クレイン「はひぃっ!?」
なんの脈絡もない告白にクレインの声は裏返った。
クレイン「えっと…嬉しいんだけど…でも…」
そこまで言って何か訳ありそうに、クレインは口ごもった。
お城に仕えている身としては当たり前の敬語だが、いつもプライベートでは敬語は使っていない。ただ調子が狂っている証拠だった。
クレイン「そっか…」
ノールの私情を知らないクレインは素直に解釈する。
そして、事の始まりが自分のグチであるのを思い出して、話を続けた。
クレイン「私の方こそ、お礼言わなくちゃ!!私のグチを長々聞かせちゃったんだからね。…ぁりがとうね。」
エヘヘと照れ笑いする姿もノールにはもはや天使に見え、重症も重症だった。
いつもなら肩に手を回すなんて、なんの意識もなくできるノールが、クレインには触る事はおろか、何を話していいのかすらわからず頭が真っ白になっていた。
こんなのは自分らしくないと思ったノールは、この想いを伝えて調子を取り戻そうと決意を固めた。
ノール「あのっ…会ったばかりで、何もわからないのに失礼なんですが…どうやらそのっ…好き…みたいなんです。」
クレイン「はひぃっ!?」
なんの脈絡もない告白にクレインの声は裏返った。
クレイン「えっと…嬉しいんだけど…でも…」
そこまで言って何か訳ありそうに、クレインは口ごもった。
感想
感想はありません。
「 ステ子 」の携帯小説
- トライアングル・キャット16
- トライアングル・キャット15
- トライアングル・キャット14
- トライアングル・キャット13
- トライアングル・キャット12
- トライアングル・キャット11
- トライアングル・キャット10